Seven_7G3A さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
学園ドタバタもの、としては面白かった!
全話視聴後の感想
「面白かったことは面白かったけど、『良かった~!』という爽快感はそこまでない感じでした。後半ちょっと失速感がある感じでしょうか。世界観やキャラは素晴らしいのに、ちょっと惜しかった気がします。 {netabare} 後半、クロア先生が出てきてから、いろいろな伏線の回収を行うのだけど、そこから盛り上がるはずなのに、そんなに物語に入っていけなかったな~。クロア先生の魅力が少なかったからでしょうか? もっと根本的に、主人公アッコの好感度の低さの積み重ね?{/netabare}、制作会社のトリガー他作品「ダーリン・イン・ザ・フランキス」視聴後に本作品を観終わったのですが、『トリガー系は詰めが甘いのかなぁ?』と思ってしまいました。本当に惜しい。」
物語は
①主人公アッコの成長物語 [超劣等生からスタート]
②(魔法)学園もの [同級生や先生とドタバタ]
③アッコ憧れの魔法使いシャイニーシャリオ( {netabare} 現在行方不明 {/netabare})の謎
④{netabare}シャイニーロッド(レアな魔法の杖){/netabare}にまつわる謎と伝説
で展開していきます。
個人的には②の学園ものストーリーはとても面白かったです!
ただ問題なのは①の主人公アッコの成長なんだけど、{netabare}全然成長しない!それも最終話まで。魔法スキルという意味ではなく、人間として...。まぁ何といいますか、独善的なのです。物語的に結果オーライな感じで終わるから『...でも良かったよね!』的に終わるけど、話進むにつれて小さな反感(悪感?)が積もっていく...。成長の過程で④のシャイニーロッドの謎が解けていくんだけど、次の話に進んだら元に戻ってるし!成長しとらんやん!(-_-;)
そこが、本作に対する冷却効果を生んでる原因のような気がします。{/netabare}
まぁ、成長過程の少女の物語なので「子供なんてのびのびしてればこんなもの!」と言えなくはないので、最初は許容範囲でしたが、{netabare}いつも味方のアーシュラ先生の言葉も無視するようではダメですね。{/netabare}
しかし、世界観や周辺キャラの好感度は非常に高く、学園ドタバタものとしては非常に優秀だと思いました。小学生からでも楽しめると思います!
個人的にはスーシィ、コンスタンツェ、パイシーズ先生が好きでした!