ストライク さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
大団円とはいかないが。。。
ネタバレ感想
日本の男子高校生 多田 光良と、ラルセンブルクの王女ことテレサ・ワーグナーとの禁断の恋物語でいいのかな。
少女漫画原作かと思いきや、オリジナル作品だったのですね。
序盤は、学園の日常系で話が進み、次第に仲を深めていく二人。
周りのキャラ達は、みんないい人ばかりでノンストレス。
ウザいけど実は友達想いの伊集院や
グラビアアイドルのHINAの大ファンであるピン先輩
そのHINAであることをかくしてる委員長こと長谷川 日向子
テレサの侍従のアレクと、婚約者のシャルル。どちらもテレサを第一に考え、大切に想ってる優しい二人。
脇役にもちゃんと掘り下げたエピソードもあり、飽きることもなく最後まで観る事ができました。
個人的には、最後までHINAだと気付かれなかった、ピン先輩に好意を抱いてる委員長の恋がどうなったのかが気になりました。
てか、正直、感情の薄い多田君の恋愛より、この二人の方が感情移入しやすく面白かったんですけど(苦笑)
最後は、シャルルが泥を被ってテレサとの婚約を破棄した形になり、テレサが多田君を追って日本へ戻る、なんだか賛否両論な結末。
シャルルは損な役回りで可哀想だったけど、その分 アレクと幸せになって欲しいよね。
僕的には、ただ単純にハッピーエンドで飯が美味い!っていう気持ちと、
流石に王女が後先考えず、王族に迷惑かけて恋に走った行動はどうなの?
って言う二つの気持ちが湧き、素直に喜べず、もやもやしていまいちスッキリしませんでした。
まぁフィクションのアニメにリアルを求めるなよ!って解っちゃいるんだけどね^^;
でもまぁ、テレサは明るく可愛いヒロインで好きだったし、なんだかんだで最後は二人一緒になれたんだから良しと思い、恋愛物が好きな自分としては楽しめた3ヶ月間でした。
拍手。