lumy さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
1995年を象徴する作品。
原作未読、SAC2シリーズ視聴済みです。
先にSACを見てしまったのですが、逆に正解でした。
本作は、攻殻機動隊で語られる専門用語についての
説明が少ないので(しかも当時はwikiもないw)、
SACで世界観を知っていて、ストレスなく視聴できました。
ストーリーは、哲学的で、難解ではありますが、
テーマはいたってシンプルで、SACシリーズよりも
分かりやすいかもしれません。
この世界観や作画クオリティが1995年に存在したことも
驚きですが、
「自分はいったい何者か」という問い自体が
1995年という年を象徴していたように思います。
これだけのハイクオリティな作品なので、
製作には数年かかっているはず。
その製作中に起きた様々な事件・事実を
受け止めた本作の多様性が印象に残りました。
ちなみに、私は荒巻“部長”ではなく“課長”派ですw