pister さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
押切先生プロデュース銭ゲバ配信
1話感想{netabare}
内容は全然知らんかったけどミカド一押しだったので始まる前から結構期待してた作品。
面白いとは思うんだけど…スト2がメインで続くのか?
ってか対戦が流行り出すのはスト2出てから暫く経ってからじゃなかったっけ。
ゲーセンも平台まだそこそこ置かれてる時代だったような?
スプラッターハウスをアップライトでやった記憶が無い、横にあったカダッシュも、ってかあれはレゲーコーナ?
後半の駄菓子屋ゲーはあるある過ぎて吹いた。
レバーがヘタって勝手に下に入る台でブラックドラゴンやった思い出…レバーが錆びててすりむきながらデンジャラスシードをやった思い出…。
OPで懐かしいゲームが色々出てたが…東亜プランは無いっぽい?
主人公の顔が初めて出るシーンに被せてあるのはバイパーフェイズワン(セイブ開発)のジャッジスピア、大手ではないメーカーのイマイチヒットしなかった作品。
その左が雷電なのは分かるが、バイパー使うくらいなら東亜があったって…け、権利なのか?
タクミとワラシの社長は現在ホニャララってのはミカド配信で聞いた、ああいうのになると許諾難しいらしいが…。
一方でデータイーストはあるんだよなぁ、“アキバズトリップ”でも使われてたけど現在権利どこやねん?
許諾取れるのと取れないのの区別なんてこっち分からんからなぁ…「あれ?○○は出ないの?」って思うことが頻発するのだろうか。
*自分語り*
デパートの屋上で究極タイガーやったことあるがクリア(一周)できず。
渋谷会館でやるもののクリアできず。
更に時は流れて西武新宿寄りのセガで初めて一週達成したが、どうやらそこはミカドの前身だったらしい。
*自分語り2*
スト2っていうか…あくまで個人的な話だけど「格ゲーは絶対やらん」と心に決めてゲーセン通ってた人間なんでそっち方面ばっかりになるとちょっと困る。
(といいつつ格ゲーもちょっとはやっちゃってて…ファイティングファンタジーとナックルヘッズはやってしまった)
〇×先生から散々バーチャ3勧められたが断り続けたのも昔話。
ってかワンプレイ100円ってそれバーチャじゃね?
アニコレはおっさんが多いので当時ゲーセンのバイトやってたって人居そう。{/netabare}
2話感想{netabare}
あーなっついねぇ、あの時代の空気を思い出す、これがノスタルジー?
別に戦後の闇市じゃないけど、あの時代はそこかしこが雑多で、社会全体が現代よりずっとガサツでした。
小学生の通学路沿いに平気でピンク映画のポスター貼ってあったり未成年の飲酒喫煙に甘かったり。
当然教師も態度が雑で…って、先生の顔アイダ2じゃねーかw
で、ゲーセン…って規模ではない、駄菓子屋の延長みたいな個人経営の店ってのも沢山あって、これがまぁどう見ても民家だったり駐車場にテント張っただけだみたいのもあってホント雑多で。
「え、こんなところにこんな店が?」みたいなのは結構あった。
時代ちょっとズレるかも知れんけどマルゲヤも「え、ここなん!?」とビックリしたのはいい思い出。
PCエンジンはむしろ金持ちが持ってたような…中古の相場とか全然知らんかった。
やっぱR-TYPEでハード買った奴居てさぁ、けど4面で終わりでやんの。
噂のヤジューは2を買わなければならなかったり、OPのバイド撃破シーンもPCエンジン版では2を買わないといけない。
(ってかあそこでヒロインがニュっと出てくるのは「狙ってるだろw」とR-TYPE詳しい人はニヤニヤする所)
PCエンジンで一番印象強いのは回転機能が無かったためにオーダインが酷いことになってたような…。
作中使われてた音源はPCエンジン版?アーケード版ではないってのは確か。
で、話は1話感想で危惧した「そのラインナップだったらアレ出さないの?」って思ってしまう件が早くも噴出。
自分が思ったのは「ミスタードゥ」でメーカーはユニバーサル、現在はパチンコメーカーで色んなアニメのパチ出してるので寛容な気がするけど、むしろ厳しいのか?{/netabare}
4話までの感想{netabare}
3話、執事のジジイはパチンコ中毒で日本離れられないとか、折角の感動の別れシーンで顔引っかくとか、随所に見られる“ガサツさ”はタマラナイ(賞賛)ものがある。
で、4話でそう思わせる理由がちょっと分かったかも。
ゲーセンは先生が見回りしてて中学生は行っちゃいけないノリだけど、ゲーセン側、更には新ヒロイン?の酒屋の爺には関係の無い話で。
むしろ酒屋はゲーム台置いたら若者が寄ってきて良かったと言う始末。
要は学校と台置いてる店とでは主張がてんで真逆で…その両者の板挟みっていうか、大人の言い分は一つじゃないというか、大袈裟に言うと社会の酸いも甘いも肌で感じてるってのが伝わってるの、かも?
駄菓子屋のバーチャンもそうだけど直接当事者と触れ合ってるってのが、悪く言う気は無いけどアニメ好きマンガ好きとは一線を隔してる、のかも。
やっぱその店の空気ってあるんだよねー、ゲーセンとバッティングセンターとドライブインとデパートの屋上とでも違うし。
冬場外置きの台でプレイするのは…やりたくねぇwよっぽど他では見ないゲームが入ってるんでもなければ。
4話のオチも「ヒデェw」って内容で。
プレゼント交換用の品は誰が貰っても喜ばれるものが理想なワケで、けどハルオが用意したのはゲーメストで、そんなん貰って喜ぶ人は…一緒にゲーセン行ってた悪ガキ仲間くらいだろー。
興味無い人は貰っても困る、普通…今後関わって来るのかも知れんが。
ところで今でも中学校の先生って見回りしてたりするんかね?{/netabare}
7話までの感想{netabare}
語り出したら止まらなくなる、それこそ「凄い早口で言ってそう」レベルで。
ってことで簡潔に。
正月に、女の子連れて、モータルコンバット(字余り)
あ、これ大人になったら「ヒデーことしたなぁ」と後悔するパターンだw
モーコンってTVで流せるのか?って思ったけど控え目なフェイタリティでした、サブゼロだったら大惨事だったかと。
ってか素でフェイタリティって出すなしw
ベラボーマンはタイトル突っ込まんのかい、中学生で気付いてない?
バレンタインチョコよりもゲーメストのが大事…あ、これ大人になったら(ry
メスト広告ページで一番面白いのはテクナート。{/netabare}
最終回まで見て{netabare}
今期3本の指に入るクラスで面白かった。
いちいち言うのもなんか小っ恥ずかしくて言わんでいたけど、自分がどんな人間かはプロフ画やハンドルネームで分かる人は分かるアレ。
とはいえスコアラーではなくて、最近知ったけどクリアラー(クリアー優先にゲームする人)って言うらしい、ワンコインクリアー(もしくは一周)を至上としてゲーセン通いしてた人間です。
おかげでフェリオスやリターンオブイシターはやってない、コットン2周目がギリギリ許せる範囲か。
ってことで家庭用はちとアレだけどアーケードで出てきたゲームはほとんど知ってる、ってか半分以上はクリアしてると思います、格ゲー除いてね。
で、そんな元ゲーマーから見て懐かしいネタ満載でそれだけでも充分面白かったけど、懐ゲー紹介作品で終わってないところが凄いところ。
↑でも書いたけどあの時代ゲーセン通ってる人間に対する社会の目線というか、評価はまぁ芳しくなかった。
ゲーセンに限らず家庭用でもゲームばっかやってるのは白い目で見られる傾向が強くてのう…「ゲームは一日一時間」なんて呪いの言葉にしか思えん。
主人公もそれは自覚してて、だからといって捻くれたりアウトロー気取るでもなく社会との付き合い方とゲームの進化を積極的に楽しんでいて、とにかく前向き。
うん、社会…あの頃の空気を非常に良く再現できてると思います。
あとこれはヒロインの片方の大野が全然喋らないのとも関係してるんだろうけど、その分主人公が心情を汲み取って語ってくれるってキャラになってるので、非常に察しがいい、気が利く。
色恋事には鈍感だけどね。
驚くべきは大人の事情もあるのかゲームを一切ディスらない、悔しがることはあっても怒ることは無かったんじゃないかな。
ピストル大名(見つけ次第回し蹴りしたくなる超クソゲー)見て喜ぶとか天使かよ!?
そして怒らないのはゲームに限ったことじゃなくて、大野家の教育方針に対しても「人ん家の事情は仕方ない」として深く踏み込もうとはせず、それでいて自分に出来る範囲でフォローだけはする。
もう聖人かよと…ぶっちゃけ自分なんかより人間が出来てる。
母親もやたらと器量良しで、そんな主人公がひたすら前向きにゲームに打ち込むのは「ああこりゃモテてもしょうがないや」という説得力がある。
ラブコメは「なんでモテんの?」ってのに説得力無いとアカンと思うのでねー。
そして無視されるPCFX…。
ラストの「引き」については…“殺戮の天使”といい、最近流行ってるのか?
まぁ無料だったら別に構わんけど、問題はそれまで内容覚えてられるかなーってことで…。{/netabare}