pikotan さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
鬱屈感を増幅させるアニメ
最近こういう可愛いキャラで鬱系の魔法少女作品、本当に多いですね。
鬱系は個人的に苦手なんですよ。
苦手なら観なきゃいいんですが、やっぱり気になって観ちゃうんです。
そして不快な気分になって、何かイライラするんです。
この作品で最も不快だったのが彩の兄、要です。
毎回「こいつ死ねばいいのに」という気持ちにさせてくれました。
負の感情が増幅されて、私の健康寿命が縮んだ気がします(笑)。
鬱展開の有名アニメと言えば「まどマギ」が思い浮かびますが、最近アニメ化される鬱系魔法少女物は「まどマギ」とは雲泥の差というか、質が違う気がします。
単にグロイだけ、不快なだけで、何らテーマ性が感じられません。
いつも思うのですが、パンツやおっぱいに光を入れるよりも、こういう作品のあり方を考えるべきですね。
この手の陰湿な作品の方が、精神未発達の子供やストレスなどでメンタルが不安定な人に多大な悪影響を与えていると思います。
たかがアニメじゃないかという人もいますが、各界で活躍する人達の中にもアニメや漫画に影響を受けてその世界に入った人も多いですよね。
プラスの影響があるなら、当然マイナスの影響もあるわけで。
「容疑者の自宅からは美少女アニメのDVDが…」みたいな、偏向報道を行うマスコミはどうかと思いますがね。
こういう作品が次々に生み出され、しかも売れている?という日本の現状に不安感を覚えます。