タック二階堂 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
公式による二次創作物として観れば…
詳細は公式でも。
dアニメストアで視聴中です。
「涼宮ハルヒ」テレビシリーズを観て、そのあと
劇場版「涼宮ハルヒの消失」を観た直後に観ています。
たぶん、多くの方がさんざん書かれているでしょう。
「これは涼宮ハルヒではない」と。
原作者が企画協力して、キャストはすべて同じ。
ただ違うのが、制作が京アニではないこと。
これがすべてです。
「長門有希はこんなキャラじゃない」というのは、
まあわかります。それだけで、うーん…となる
のもわかります。
途中、涼宮ハルヒがちゃんと涼宮ハルヒで登場
します。そして、なぜか涼宮ハルヒをまったく
覚えていない(というか知らない)キョン…
これって「涼宮ハルヒの消失」の改変された世界の
ifモノなんじゃないの…?
「ガンダムさん」とか、「ぷちえゔぁ」とか、
「巨人中学校」あたりが許容範囲なら、これも
楽しく観られるのではないでしょうか。
ただ、少なくとも「涼宮ハルヒの消失」を観て、
すぐに観るのはオススメできないです。
僕がそうですから…w
===++=最終回視聴後、追記です。
てなことを書きましたが、最終回まで完走して
少し気持ちが変わりました。
これはこれで、ラブストーリーとして実によく
できた作品になりました(後半)。
ハルヒ要素がなくても良かったのではと思うくらい。
ただ、ハルヒシリーズがあるからこそ生きる
物語でもあったりするので、そこが評価の難しい
ところなのかなという感じ。
特に10話「サムデイ イン ザ レイン」からの
「長門有希ちゃんの消失」の流れは、本当に
好きなストーリーでした。
まあ、15、16話に関しては「なぜ、視聴者の
トラウマをえぐるエンドレスエイトをやるのか」と
思ったりしなくもないですがw
というわけで、後半は涼宮ハルヒ続編でも観ている
ような気分になりました。
これはこれで、ちゃんとエッセンスを感じることが
できつつ、アナザーストーリーとして楽しむことが
できる作品に仕上がったんじゃないかなと思います。