pikotan さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
メガロボクサー達が弱過ぎませんか
「あしたのジョー」の連載開始から50年を記念したオリジナル作品ですね。
「あしたのジョー」と言えば、日本のマンガ・アニメ史に輝く名作ですが、個人的にボクシングや格闘技に興味が無いので、私は特別好きな作品ではありません(作品を否定する意は無く、単に好みと違うというだけです)。
なので、メガロボクスも何となく観ていたのですが、一応最後まで完走できました。
ただ、ギアの無いジョーが勝ち上がっていくというのは、どうなんだろうという気はしました。
だってギアを付けたボクサー達が弱過ぎませんか。
それなら最初に付けていた、オンボロギアで戦い続ける方が真実味が増すというか、「あのオンボロギアで勝ち上がるなんて凄い」ってなると思うんですが。
勿論ギアレスで勝ち上がる方がもっと凄いことですが、それだと逆にうそ臭いと言うか。
ジョーが勝ち上がるほど、メガロボクスの価値が下がってしまうような気がしました。
そういう点では、決勝で勇利がギアを外して生身で戦ったのは良かったですね。
あと藤巻の行動も疑問でした。
素人的な考えですが、南部のおっさんから借金を早く返して貰うなら、賭け試合でチビチビ儲けるよりも、本当に才能のあるジョーを援助してスターにする方が儲かるのじゃないかな。
まあ、そういう業界のことを知らないので、的外れなことを書いていたらゴメンナサイです。
最終的には勇利も死ななかったし、ハッピーエンドで良かったと思います。
てっきり力石のように勇利も死ぬと思っていたので。