退会済のユーザー さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
うにゅ、続きはゲームで・・・
強い絶望をもって死んだ者(魂?)がスパイラルという異形の怪物となって甦る世界。スパイラルを討伐できるのは「ピリオド」という専門職のみ。
ピリオドである主人公・ハル(良くも悪くも純粋な少年)とガゼル(獣人少年)、リーザ(魔法使少女)、ちょこ(『視聴者目線』のツッコミ担当少女)のパーティーが仕事を終えて所属している第八支部に戻ると資金盗難で破産していた。給金が払えないので所属していた他のピリオドはそれぞれ散り々々バラバラに。残ったのは支部長のエーリカと先輩ピリオドのカンパネルラとハルたちのメンバーのみ。ハルたちは第八支部再建の為に地道に(闇)営業をすることに・・・
ソシャゲ原案の冒険ファンタジー・・・かと思って見てたら、予想外にパロディやらディスリスペクトの多い『コメディ』でした。
語彙の置換[スパラル→モンスター][アート→浄化されたスパイラル][ピリオド→冒険者][アーク・エンド→スパイラル討伐のギルド組織(各支部アリ)]はあるものの、普通に見ててもそんなに脳内仕訳することもなかったです。
{netabare}
真面目な世界観設定ながらも『アニメ上級者向け』のパロディと業界ネタと「痛い」発言の数々。「ひぐらし」は露骨でしたが、「人造人間(ア〇ドロイド)・銀河(ギャ〇クシー)より、林檎(Apple)が好き」や「あにまるトモダチ」は流石に察しがつきました(笑)「宮さんは宮さんでも親(駿)か息子(吾朗)かが問題」という問題発言もサラっと流しちゃうし(笑){/netabare}
ちょこ「うにゅ、あとで色々怒られそう」
ハル「ちょこ、何言ってんの?」
基本はスパイラル退治の依頼を受けたハル達が現地に赴くと仕事を横取りしようとするミザル・イワザル・キカザル・グル達三人と一匹の「ワイズマン(ヤメロ、キリコ。ヤ・メロ・ヤ・・メ・)」とコールガール(イヤラシイ意味に捉えたら昭和世代!)イオナ・ルルナによる助っ人召喚(ソシャゲガチャネタ)のプチバトル。(?)
ちょこ「うにゅ、まるで『タイ〇ボ〇ンシリーズ』の王道パターン」
ハル「ちょこ、何言ってんの?」
作画も安定気味。さすがJ.C.STAFF!
本筋はマトモだと思うのだけれど、脱線しまくりのコントに肌が合わず、気に入らなかった方々は早々にドロップアウトしたようですが、自分は結構楽しめ(笑わせられ)ました。