天啓 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
プロ野球のお仕事
プロ野球選手の実力は年棒に反映されている
そんな冒頭説明から始まる
プロ野球選手 銭闘をリアルに描いた作品
主人公 凡田夏之介はプロ8年目の神宮スパイダースの中継ぎ投手
年棒1800万
主人公のCVは中日ドラゴンズのGM あの有名な落合博満のご子息
副詞さんが担当されてることでも話題になった作品です。
この年棒が一般のサラリーマンと比べ高いのか安いのか?
30過ぎたら その先どうなるか判らないプロの世界
一般サラリーマンが生涯で稼ぐ金額は1.5億~2億とよく言われてます
1800万で5年同じ契約でも1億届かない
30代でクビになること考えたら、全然足りないそうな
それにトレーニング機材も自腹で揃えるらしいですからなお更です
そんな主人公が 年棒上がる仕事とか評価が下がる仕事とか
懇切丁寧に教えてくれます
簡単な話 自分より年棒が低い選手に打たれれば評価は下がり
年棒の高い選手を抑えれば評価が上がり、来期の年棒UPに繋がる
でも、抑えたり、打たれたりを繰り返すわけで、なかなか年棒はあがらない
主人公の銭闘以外にも、引退した選手の悲哀、若手選手の二軍落ちの経緯
プロの選手の飲み会事情なんかも取り上げてて、とても興味深く見ることが出来ました。
この作品のおけげで
最近プロ野球を見ると、ピッチャーと打者のそれぞれの年棒が気になって
安いピッチャーだと あ~打たれるな、とか、打たれるわけないな とか
新しい楽しみ方ができるようになりました(笑)
でも、ほんとプロの世界は厳しい
年棒の安い若手選手は与えられたチャンスをすべて生かさないと
生き残れない そうやって大選手になって行くんです
清宮君も頑張って欲しいですね