タック二階堂 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
八百万の神が住まうお江戸ニッポン。
詳細は公式でも。
NHKで放送されるアニメです。
「ピアノの森」の枠で放送されるようですね。
原作は畠中恵の『つくもがみシリーズ』。
お江戸・深川の古道具屋「出雲屋」に置かれた
付喪神化した道具たちと会話して、さまざまな
騒動を解決するお話のようです。
NHKに愛された声優・小松未可子(クラシカロイド)を
メインヒロインに、ほのぼの&ドタバタコメディに
なるのかなという予想です。
手堅く面白くなりそうですね。
=====第1話視聴後、追記です。
まずまず高クオリティスタートではないかと。
ドタバタコメディというより、人情物って感じ。
古物商が街の人のお悩みを解決するというのは
「京都寺町三条のホームズ」とまったく同じテーマ。
あちらはホームズがチートな推理能力で解決、
こちらは付喪神たちの手を借りて解決するという
ところ。
初回の感じは、こちらのほうが上かな。
とりあえず原作もしっかりしているし、NHKの
クオリティ管理も安心できそうなので、期待でき
そうですね。
=====最終話視聴後、感想です。
最後、駆け足でまとめた感じもしますけど、
スッキリと終わってハッピーエンドでした。
終始、作画もストーリーも安定していて、
高いレベルでまとまっていた感じがします。
ただ、そのぶん記憶に残るほどの強い印象を
残せなかったという感じが否めません。
良くも悪くもTwitterなどでバズるといったことも
あまりなく(トレンド入りするとか)、押し出しの
弱さがあった気がします。
要するに優等生だけどこじんまりとした作品と
いうところでしょうか。
何をどうすればよかったとか、そういうレベルの
話ではないかなあ。
製作陣や役者陣は最高のパフォーマンスだったと
思いますよ。これはもう原作のテーマが地味だった
としか言いようがないです。
もったいないというのも特になく、こういうもん
だから仕方ないというところですかね。