えいじゅ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
表の物語と裏の謎と伏線
物語の序説
遠い未来の話。荒廃した大地に人類は移動要塞都市<プランテーション>を建設し、文明を謳歌していた。しかし、同時に脅威となる存在もいた。それが全てが謎に包まれた巨大生命体<叫竜>。その脅威を排除すべく大地を駆けるロボット<フランクス>。フランクスを操縦するのはオトナではなく、コドモだった。パイロット居住施設<ミストルティン>、通称<トリカゴ>。ここでコドモたちに教えられた使命は戦うことだけだった。そして、フランクスに乗って戦うことで自分自身の存在を証明しようとしていた。これはかつて神童と呼ばれていたが今は落ちこぼれとされ、必要とされない存在の少年<ヒロ>と、額からツノを生やした美しい謎の少女<ゼロツー>の物語。
とにかく謎多きアニメ。これはわざとなのか?作画ミスなのか?はたまた伏線なのか?と、いうような場面、会話が多くあり、考察するのがとにかく楽しいアニメ。並みのアニメは一通り考察し終わると、結末が分かってしまったりするが、ダリフラは違う。掘れば掘るほど、謎がどんどん出てくる。物語がとんでもなく複雑で先が全く読めない。シリーズ構成を担当しているのは、シュタインズゲートで有名な林直考さん。まぁ、わからんわけだ。シュタゲのような全てが繫がる終わり方をしてほしいと思ってる。林さん以外にも、スタッフがとんでもなく豪華。
アイマスの監督やグレンラガンのキャラデザを努めた錦織敦史さんが監督。キャラデザは君の名は、ここさけ、を手がけた田中将賀さん。キルラキル、グレンラガンの監督を努めた今石洋之さん、新劇場版エヴァンゲリオンやベイマックスなどに参加したコヤマシゲトさん、マギなどのキャラデザを担当した赤井俊文さんなども企画に携わっている。
これ聞くだけでも面白くないわけないことが分かる。最初の方は絶対好き嫌いが分かれると思う。でも、キャラ一人一人が成長していく人生ドラマであったり、数多くの謎を秘めたミステリーでもあり、胸が熱くなるような戦闘シーンを見せてくれる熱血バトルだったりと、様々に変えていくダリフラの表情にあなたは必ず引き込まれる。またひとつ生まれ、完結する神アニメを見逃すな!
「今から君が、僕のダーリンだ!」