まにわに さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
表情が豊か
昔ならどうしていたかわかる飛び方だとよかった。
11話まで:{netabare}言いたいことを言うとか、
大切なものを「大切なもの」と言いたいだけ、とか。
SNSで発信される情報はほぼそれなのでは。
女性自衛官は肩身が狭そう。{/netabare}
最終話まで:{netabare}貞さんがいつからどこまでを想定していたのか。どさくさでひそねがどういう判断だったのか。
全体的に前提が希薄で、大意は認めがたい。
最終話のみに限定して何が守られ何で守ったかで考えると、守ったのは少女の叶わぬ恋する想いで、それを守るためにひそねのひと月を犠牲にしたというオチになる。
ここの対比でいうと、自分を犠牲にできる大切なものと、そうでない大切なものの差があるのかなとも思うが。
ならば大切なものを見つける話かというとそうではなく、成長要素がないので、大切なものは人それぞれという結論に留まる。
では、ひそねにとってそれは何かというと、心を預けて体を借りるマソタンのことであり、携帯を食うに象徴されるスマホ、自分の分身ともいえる情報端末という皮肉な結論にたどり着く。
言うなれば、{netabare}非適応型SNS人間の自爆。{/netabare}
ひとつ引っ掛かるのが、星野がDパイを飼育員と言うのが、戦闘機にも点検やメンテがあるのでパイロットの発言とは思えなかったところ。
その点を後で別件で指摘しているのが、単に星野が対比にいるだけで重要でないからいいのか、作中でフォローしてるからいいのか。
こういう話作りはよくないと思うので、だからこの話で小此木が言うようなすっきりした解釈をするのは憚られる。{/netabare}