うにおいくら さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
オジサンには面白いアニメだった
Netflixで配信されたアニメ。全12話。
なので結構大人向けのギャグ要素が全くないアニメ。
という事でオジサンでも楽しめる。
話自体は近未来の『バイオハザード』的な物語。あそこまでグロくない。
戦闘シーンの動きのち密さは流石ボンズである。
ビジュアル重視のアニオタにはお勧めしておく。
主人公の橘アイコは白石晴香。
2011年に『コクリコ坂から』の松崎空役でデビューした声優だ。
2018年のアニメ『ゴールデンカムイ』のアシリパ役で「ち〇こ! ち〇こ!」と連呼させれれたちょっとかわいそうな声優でもある。ちなみにまだ23歳の嫁入り前である。ついでに「うん●」も連呼させられている。
もう一人の主人公神崎雄哉は小林裕介。
『RE:ゼロから始める異世界生活』の主人公ナツキ・スバル役をやったりとこの頃良い感じで売れている声優だ。
しかし何と言っても伊佐津恭介役の子安武人の相変わらずの狂人ぶりを私はイチオシしたい。
最初「珍しく大人しい善人役だなぁ」と思って見ていたが、やはり予想通り徐々に危ない奴に変わっていった。
こういう役をやらせたら彼の右に出るものはいないのではないだろうか?
「ソードアートオンライン」でも危ない奴の役を良い感じで演じていた。
しかし、こうもハマり役を持ってしまうと、彼がその役の声優と決まった時点でそのキャラクターがどういう人物か予想がついてしまうのは問題かも。
個人的には『銀魂』の高杉晋介役が一番気に入っている。
個人的趣味続きでもう一人上げると、実は南原顕子役の田中敦子の声が好きだったりする。が、セリフを聞くたびにどうしても『攻殻機動隊』の草薙素子を思い出してしって「私のゴーストが囁いて」しまうのは私だけだろうか?
このアニメの制作はボンズ(Aスタジオ)だが、WEBアニメはこれで2作目。
前作はBスタジオ制作の『亡念のザムド』(2008年)だが、これもなかなかいいアニメだった。