コンソメポテト さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
必要なのか?
■観方 録画したものを毎週一回観て 録画を消去しています
あしたのジョー50周年記念作品 とのことだけど
企画屋さんがいかにもって感じで立てた企画だね
でも作画など全体的に良い味出してると思いますよ
均一じゃない線で描かれていても 全然問題ない
今でも通用するって感じです
この作風であしたのジョーに縛られないオリジナル作品を観たいですね
アニメーターさんは頑張ってます
EDのNakamuraEmiさんの曲良いですね
ラジオで生演奏をギターとボーカルの二人だけでやってましたが
EDで流れてる声のまんまでしたよ スゴイ上手い
わりとライブで聞くとアレ?って思う事が多いんですけど
そんな事は無かったですねー改めてスゴイ!
ただ劇中に流れる歌自体は良いのだけどなんというかワザとらしくて
気恥ずかしい感じになります 特にあのチビが歌い出したときはww
間違えないでほしいのは声優さん上手く歌ってますよ でもなんか恥ずかしいのよ
ここからはこの企画を立ち上げた人達の問題
やはりこの作品で一番に気になるのはギアの存在
なんの為につける必要があるのか ギアを装着する事によって階級のハンデ差がなくなり戦えるようになるとかさ そういう最低限の説明は必要
見た目が派手にとかいうなら全身ギアでの格闘技にした方がもっと派手なんだしボクシング縛りの意味が判らない
せめてこの競技のレギュレーションの説明位しないとダメなんじゃないの?
そもそも道具の性能差で勝敗が決まる割合がデカい格闘競技って観ていて面白いのかな?・・・・と色々疑問に思う事も多いのですが
作り手側も70~80年代の大らかなノリで作る事で
作品の80年代未来感の雰囲気を構成してるのでしょうから
細かい事を指摘するのは野暮なのかもしれませんね
最終話を観て・・・う、うん色々ぼやかされた感じがするね
やはりジョーとユーリが戦う動機付けが弱いんですよね
もっと戦う為の強力な意味づけが欲しかった
自分的にはギアを二人とも装着して お互いのギアを破壊されんがらも、ギア無しで戦い続ける二人のケモノ感!!燃えると思うんですけどね
そういうの欲しかったなー
今は70年代のように燃え尽きるって時代でもないんだって事かな
ちば先生もジョーは真っ白に燃え尽きても死んではいないんだって
おっしゃってましたし そういう事が反映されてるのかなとも思いました
あしたのジョーを知らない、観た事、読んだ事のない人なら
普通に楽しめるのではないでしょうか