tamago さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
話の流れがまずいな・・・
5話途中
話の流れがまずい
オールドファンなので
作画でこのシュターデン胃潰瘍にならなそうとか
キルヒアイスのやさしさや中性感が出ていないとか
いろいろありますが決定的なのが話の筋が悪い!!
特にヤンの下りです。
まず式典で起立をしなかった点です、旧作にないシーンでしたが
この段階でヤンはあからさまにこのような態度をとると思えません。
よく旧作で言っていった「年金暮らし」このセリフに現れるヤンの怠惰な
一面です。非起立はあきらかな政府に対する反抗でこの時点でのヤンが
このような態度にでるとは考えにくく、またこれも旧作のセリフで
「高々数十年の平和」というセリフにもあるように講和したところで
また戦争は起きると思っているのですなぜならそれを歴史が証明しているからです。ヤンは最後まで歴史家になりたかったのですから。
次にジェシカとの出会いです。
ジャンロベールの幼馴染にしてしまったことでヤンの恋心が微妙に見えてしまうこのあとジェシカが殺されたという報告を聞いた時のヤンの落ち込みを
察することができなくなってしまうということになり、その報告をしたフレデリカがヤンの中で大きな存在になる流れがなくなってしまうからです。
そして憂国騎士団です。
旧作では最初に憂国騎士団がヤンの自宅を襲撃した時にはせいぜい石を投げる程度で殺害の意思はなく脅しであることは明確ですが今作ではいきなり手榴弾です。現役の将の自宅に手榴弾を投げてももみ消せるほど
この段階で自由惑星同盟の民主主義の雲は厚くなっていないはずです。
憂国騎士団のような団体は特に裏でヨブ・トリューニヒトがいるのですから
微妙な気流を読むことに細心の注意を惹くはずなのでこの行動は絶対にありえません。
11話まで
またありました。
ローゼンリッターの勧誘でカフェのシーンを省いてしまった。
それではヤンがローゼンリッターやシェーンコップをこの作戦で使おうと
思った根拠にかけてしまう・・・
ここまで観ていろいろありますがただ銀河英雄伝説を再びやったという
関係各位皆様の努力、すばらしいと思います。
今後の注目としてはやはりあのセリフ、
「マインカイザー」でしょうか
旧作でのロイエンタールのマインカイザーが印象に残っている方は
多いはずです、中村さんにあれを求めるのは酷なのかもしれませんが
是非に声優魂を込めて頂ければと思います。