まのり さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
死んでいった者と残された者
全体的にクールの終わりの展開は盛り上がりがあり、よかったが
そこに至るまでの話が淡々としてて印象に残らなかった。
また、単話で完結する話も悪くはなかったが…
展開を1クールに圧縮していればもっと良かったかな?
サブキャラクターの燕結芽、皐月夜見の2人が魅力的で、ストーリーもこの二人にエピソードは全体としてのテーマの1つにある、死者に対して残された者がどう向き合って道を歩むか、という点におけるキーパーソンであり、
20年前に母を亡くしている主人公2人の物語とも間接的にリンクしている。
逆に描写が薄いなあと思ったのは薫とエレン、薫はともかくエレンはいまいちどういう役割を担っているのか最後までよくわからなかった。
バトル描写に関しては、使用キャラそれぞれに流派が設定されており剣戟を細かく描写しているのはわかるのだが現実味のない設定に比べてリアリティラインの高い戦闘が面白味をなくしている感がありややマイナス、ビームみたいな必殺技を放ってほしいわけではないがもうちょっとやりようあっただろ!と思う。