天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
偽SFスーパー英雄(?)列伝49
最終回、別の世界(次元?)で成尋衆と再び対決する甲賀八郎と伊賀響
しかし、手の内を知ってるため、あっさりやっけてしまう。
その姿は、まるでショッカーの生再怪人軍団
トゥー(スゴン、スゴン)パンチひとつで吹っ飛び投げ飛ばされて爆発してしまう(ないない)
山田風太郎の傑作「甲賀忍法帖」の続編なんですが、前作に全然及ばない内容でしたね。
冒頭こそ、甲賀五宝連と伊賀五花撰をあっさりと倒してしまう、成尋衆の得体の知れない強さに
「おおっ」
となったんですが・・・この内容で2クールは、ホント長かったです。
家光の実弟徳川忠長の野心(俺の名前が引導代わりだ、迷わず地獄に落ちるがよい の父ちゃんですね)、時を操るなど無敵とも思える能力を使う成尋衆、第六天魔王ん信長の復活、先代より受け継がれた「瞳術」を使う八郎と響、さらに二人の力が合わさる事で発生する桜花・・・
面白くなる要素が満載なんですが、何でこんな結果に(う~ん)
というか、どれも中途半端な扱いなんですね(汗)
山田風太郎であれば、2クールに入ったあたりから、どんどん敵味方が秘術を尽くした後倒されていき、ラストになだれ込んで行く展開なんでしょうけど、もうラストにまとめてグチャグチャやったもんで、えっ?という間に終わった感じでした。
面白いところもあったんですけど、説明不足なまま進んだせいでそれが伝わらないまま終了してしまったと思います。
これだけ長くするんだったら、孔雀以外にも何故成尋衆の一員になったのかとか、描写して欲しかったですね。
孔雀
「おのれ、こうなれば時逆鉾でもう一度1話から作り直してやる(無理無理)」