退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
終末論
西洋史、終末論を基に作っているような非常に歴史に基いた内容になっている。(大体名作と云われるモノは示唆しているが)
この物語は正義とは何か、理性偏重に対する現代社会の皮肉を表しているように感じた。
10話、リョウが「愛はない、故に哀しみも無い。」と死んだアキラに話しかけ、サタンである彼も泪を流す。
そして神が地球を再生するシーンでは、飛び抜けた知能でも才能でも力でもなく愛の重要性に気付かされた。
作中何度も出てくるhiphopもライムのクオリティが高く驚いた。まだまだ書きたいことはあるのだがこの辺で。
P.S.こういった哲学、神学が好きな方は近世の魔女狩りの歴史、それと深く関わる宗教問題を学んでみて下さい。