みのるし さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ハンパないゲーム愛を感じる
いやこれはGGOに限らずで、この何作かあるSAO全体に(…といっても全部みたわけやないですけども)いえることかもなぁと思ったりですね。
このシリーズって必ずゲームやりすぎておかしくなったキャラがでてきて、バーチャルやのうて現実的に被害をもたらす的なハナシが大筋やないすか。
それって一歩間違えば『ゲームはやったらあかん!』的なゲーム批判が物語のベースにあるんちゃうのかと勘違いされてしまう恐れがある思うんですよね。
特に今作GGOに関しては、ロリな女の子が、マシンガンをぶっ放して殺すだの殺されるだのを遊び感覚でやるわけなので、物語のうわばみだけをみたら実にけしからんとなるハズやと。
しかしちがうんだな。
出てくるのはだいたいがアバターで、見た感じいかつい野蛮ないでたちの人も多いけれど、これがまた実に真剣に、そして行儀よく楽しんでいるんですなー。
そおゆうシーンをざっくりと見ているとなんともいえんゲーム愛を感じるのですよ。
なんでこの作品ここまで面白いのかな―と考えてみましたところ、ゲームの面白さを説くだけにとどまらず、ゲームに関わることで得られる人としての(とゆうか現実的に得られるとゆうか)喜びや悲しみや愛しみやそのほかいろいろなややこしい感情をもってして、人としての成長や心の解放を得られるのだとゆうことをこの作品の主なテーマとしているからなんではないかと勝手に推測します。
前作シノンちゃんの時もそうでしたけど、いずれピトさんとは現実で対峙することになると思いますが、そのハナシの落とし所がどうなるのかが実に興味深い。
これからの話の展開(もちろんゲームの結末もハラハラドキドキで楽しみだけど)に期待せずにはいられないぜ!
それからEDの『To See The Future』とゆう歌が実にすばらしいんですな。
もちろんEDの作画センスも素晴らしいのだけれど、絵も歌もこの作品のテーマとのマッチングがサイコウでこれ以上ないってくらいの完成度でうなりまくる。
うーん。土曜日がまちどおしい!
はやく次が見たいぜ!