どどる さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
賞味期限のある作品
作品への評価ではなく、明らかに見る時期を逸したということもあり評価しづらいので、星は初期の3で。
2006年の作品であまり古くないものだという先入観で見はじめたのですが、価値観が大きく変動している最中のジャンルでもあり、10年でかなり劣化してしまいました。
人間の感情のような普遍的なテーマではなく現実と仮想の対比を大きく扱ってしまったことが劣化の原因です。
あらゆる作品には時代性があり、50年も経てばすべての作品は過去のものになり、リアルタイムの作品と同列上で語ることは難しくなります。
それはそれでノスタルジックであったり、古すぎればかえって気にならなくなってくるものですが、ことゼーガペインに関してはTシャツのすそをズボンの中に入れるような、絶妙な古さになりつつあると感じてしまいました。