あぱぱ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
不完全でもいい
視聴回数 全話3回くらい
アニメ版は全視聴しています。
物語は色々な視点で楽しむことができる作品だと感じています。
・主人公とドールたちが一緒に暮らす日常を楽しむ視点。
・主人公とドールたちが抱えている気持ちを感じる視点。
この作品では日常パートが多く描写されているので、それぞれの
キャラクターの気持ちを描写する場面がやや少なく感じます。
特に水銀燈は2期以降も視聴しないと分からないことが多いです。
キャラクターのドールたちは7体のうち5体登場します。
容姿はどのドールも可愛かったり綺麗だったりと個性があって
性格もそれぞれ特有の個性を持っていて、視聴者の好みが
分かれると思います。
ただ主人公のジュンを含め、素直な返事をしないことがあるので
その台詞を聴いてどう受け止めるかによって、物語の好き嫌いが
分かれそうだと感じています。
ツンキャラが受け入れにくい方には苦痛かも
逆に賑やかだけど明るい雛苺や、寡黙だけど優しさのある蒼星石が
物語では癒しの存在なのかもしれません。
作画は個人的な感想だと、ドールたちの体系が若干大きいかなと
思います。
比較とすれば新アニメ版の大きさが妥当に見えます。
(水銀燈と翠星石は他のドールより大きく見えても違和感はないです)
物語の本筋はしっかりとしている作品ですので、登場キャラクターに
対して魅力を感じられる方にはオススメできる作品です。
(余談)
このような作品は人型をしていて魂を宿したキャラクターに
どれだけ視聴者の気持ちが許せるかがポイントになっていると
思います。
人形とかフィギュアなどに対して軽蔑感があると無意識に
拒絶されるかと思います。
物に対して家族のように愛情を注げる人もいますので、そういった
気持ちに触れてみるのもいいかと感じています。