pop22 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
TV版のIFストーリー前編
もしあの時、こうなってたら…
そういったポイントを所々にしかけたifストーリー。
サヨナラノツバサを見てないので
伏線なのか、ただの思わせぶりの焼き直しなのか、まだ判断不能。
普通の総集編劇場版とは違い、ほとんど作り直している。
TV組は違いを楽しみ、
新規劇場組はそのまま楽しめば良いという
どちらも取り込める賢い作り。
▼脚本
TV版では長すぎてだれた日常パートを
だれる前にフィニッシュして好感。
その代償として三角関係要素は大幅低減。
主軸となる話は
TV版と違い序盤から伏線を張り巡らせ、
かなり分かり易い構成になっている。
▼戦闘
最後はお約束の歌を背景にバトルだが、
TV版は雄叫び>歌のボリュームで、
あくまで歌は引き立て役、
必死で熱い感じのバトルがメインだったのに対して、
劇場版は歌のボリュームが大きく、
バトルよりも歌がメインのかっこいいPVみたいな印象を受けた。
自分の好みは前者。
▼実況メモ {netabare}
・出だしのシェリルの歌の演出がかなりオタク向けになってた。
TV版で集まったライトオタはついていけるか。
・シェリルがコンサート中、
プロらしからぬ不確定要素を自分から仕掛ける。
ぽかーん。誰だ、こいつ。
劇場版(β世界線)のシェリルはβシェリルと呼ぼう。
・兄がバジュラに傷付けられる光景をランカが目の当たりにする。
これが原因でこの世界線では、
ランカはバジュラの子供に同情して、
アホで迷惑な子になってしまうルートから外れるのだろうか。
非常に興味深い。わくわくしてきた。
・30分頃、エレベーターでイケメン眼鏡の耳が丸いカットがある。
劇場版なのに作画ミスとかマジか。
・β世界線のシェリルが、
「収録の時間?そんなの遅らせればいいでしょ。」発言。
マジで誰だこいつ。
・入隊歓迎会がオタク向けっぽい。
出だしの歌の演出といいライト層大丈夫か。
・アルトの歌舞伎に対しての強い嫌悪感が消えている。
イケメン眼鏡にアルト姫と茶化されても、きれない。
この設定変更、何か意味があるのか?興味深い。
・βシェリルがアルトとは遊びよ、発言。
常に全力疾走のシェリルとは思えないセリフ。
この辺りで予感する。シェリル、マジでスパイなんじゃないかと。
そうだとすると今までのシェリルらしくない言動が、
アルトに近づくことを目的に集約され、辻褄が合う。
ただ、そうなるとシェリルのメリット、目的が分からない。
わくわくしてきたぞ。
・βシェリルは利用されていただけっぽい。
疑わせる伏線を引いて、実際は利用されただけでしたと。
この手法は好きなのだが、
そうなると説明できない伏線が残る。
β世界線のシェリルだからと納得するしかないのか。
・バジュラがランカを狙うことを
この段階でランカ自身が気付く。
この違いは何に影響するのか楽しみだ。
・イケメン眼鏡健在。まだ慌てる時間じゃない。
{/netabare}