うにおいくら さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
程よく泣ける
女子高生が南極に行くという話。略して「よりもい」
要するに「どうやったら南極に行けるんだ?」という事なんだが、見ず知らずの女子高生4人が「南極に行く」という目標の下、仲良くなっていく話。
なので南極行が決まった時点でこれ以降の展開がマンネリ化するかもしれんなぁと思っていたが、南極観測船旧しらせに乗船してからも更に面白くなった。
話のテンポが速くていい感じなのでイラチなオヤジでも安心して見られる。
南極に行ってからは小淵沢報瀬、三宅日向の過去にフォーカスされているが、それもこの物語の深みを演出している。
実は私の見るアニメで早見沙織の遭遇頻度は高いのだが、いつの彼女の演技力には驚かされる。(別に早見沙織を狙って見ている訳ではない)
ちなみにこの作品であまり縁がなかった井口裕香の味のある演技に少し感動したオヤジでもある。
そういえば花澤香菜もあまり縁がなかったのだが、「3月のライオン」のひなた役ぐらいしかピンとこなかったが、小淵沢報瀬の演技を見てちょっと驚いている。
この頃、声優に関して知ったかぶりで決めつけるきらいがあったが、実は何も知らないんだなぁとこの演技を見て悔い改めている。
で、主演級の3人を書いたので主人公の玉木 マリを演じている水瀬いのりを書かないわけにはいくまい。
実は彼女ともアニメでの接触頻度は高い。
RE:CREATORSのメテオラ、REゼロのレム……どちらも好きなキャラだが、今回の役はまた違った性格の主人公だ。
そう、この4人、今回の役柄は私の今までの彼女たちの印象をいい意味で裏切ってくれた。
いい歳こいて中学生の娘とアニメ声優に関して真剣に語り合う、どうしようもないクソオヤジだが、こういう新たな発見はとっても嬉しい。