Seven_7G3A さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
お父さんどこ行った!?
ファンタジー学園ラブコメ。ラブコメ比率としてはとしてはラブ:コメ=3:7ぐらいでしょうか。(OPのアイドル仕様もコメの一部です。)
ラブの部分はラッキースケベ程度、しかし、コメの部分が割と面白く、個人的には「メタなネタ」が結構ツボりました。特に{netabare} メイド喫茶チラシとざんげちゃんの行列最後尾の3人。(押、宮、庵) {/netabare}
メタ発言が飛び出すような、スタッフも割と自由にさせてもらってるような作品なので、初期設定などもどこかに行ってしまい、ドタバタ劇だけが進行していき、最終2話ぐらいから「あっ!?初期設定忘れてた!」とばかりに辻褄合わせに奔走する感じでした。しかし、お父さん。1話から会話の中には登場しますが、結局忘れられっぱなしでした。
構成メンバーは
世間知らずで素っ気なく上から目線だけどお調子者でおおらかで憎めない居候ヒロイン、主人公大好きだけど奥手な世話焼き幼馴染、ヒロインとライバルゆえに積極的に近づいてくるヒロイン妹、それらをとりまく個性的な部活の先輩や同級生。と、まぁ「ヒロインの出現」という出来事によってハーレム化してしまう、という割と自然な流れです。
コメディー要素が強いのですが、それを助けるキャラクターの表情は結構ちゃんとしていたと思います。間の取り方、オチの付け方なども良く、思わずクスっとしてしまいました。
2期があれば、また見たい!と思うレベルの作品でした!
◆余談ですが...◆
かんなぎと同期のアニメ。強豪過ぎ!
2008年秋アニメランキング
1:CLANNAD AFTER STORY-クラナド アフターストーリー
2:とらドラ!
3:喰霊-零-
4:とある魔術の禁書目録[インデックス]
5:ef - a tale of melodies.
6:かんなぎ
あと、ヒロイン役の戸松遥さん、この作品が初期の出演作品みたいです。
このあと数々のヒット作のメインキャラに抜擢されるのも納得の実力ですね。当方声優好きではないのですが、この人は本当に上手いと思える声優さんの一人です。
◆追記◆原作最終巻まで読みました!
アニメから入って面白かったので原作も完読してみました!
全12巻で、テレビアニメは約3巻までの内容だったみたいです。
4巻以降はファンタジー要素が多めのラブコメ展開が進行していき、まぁ綺麗に終わったと思います。お父さんは結局出てきます!
原作者の武梨えりさんの絵は非常に見やすく、キャラデザも良く、ラブもコメもシリアスもそこそこな感じで、飽きずに完読できました。
同作者の新連載もチェックしてみたいと思わせる読後感でした!
アニメが面白かった!と感じた方にはお勧めです!