CC さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
あなた、最低です。
【物語】
どこにでもいる”中学生”のパシリが「10分でカレーパン買って来いよっ」と言われ、買った帰りに天から落ちてくるラインバレルに潰されて死ぬ物語。
1~4 序章(起)
5~12 一章(承)
13~21 二章(転)
22~24 終章(結)って感じかな。
【声優・作画・音楽】
声優…当時人気な声優とかも使われていて豪華だったのでは?私の中では「キャラとマッチしてないんじゃないか?」って人もいたけど、まぁ構成の問題なので声優は責められない。
作画…CGやバトル・マシンデザインなんかもの凄くカッコ良かった。だけど、24話中3話くらい「あれ?キャラデザかわった?」ってくらい明らかに違った時があったんだよね。
音楽…アリプロは良いのだけど、この作品のOPに「アリプロ使うか?」と思った。作品の題材を考えて、OPは男が歌うべきだろって思った。歌詞は作品に合ってたけど。
【キャラ】
主人公:早瀬 浩一(はやせ こういち)。彼には決して感情移入してはならない。彼、(彼以外も)見た目は高校生だが、実際は思春期真っ盛りな中学生。言動や思考はひねくれてて、考えることを嫌い単純な発想しかでてこない。
彼の行動や言動は中学生ってことを考えて、暖かい大人の目で見てあげなければならない。序章で感情移入してしまうと、この作品が嫌いになるかもしれないので注意。
【疑問】
・双子の片方だけ関西弁。
・クライマックスの真の姿と序盤の暴走との違いがない。
・敵が異世界から進行しにきた場所が日本の主人公の住む町だけで、世界守った?進行の軍…小規模だな。
【総評】
この作品は『正義とは?』をテーマにしている。ように見えるが、私はそうは思わない。この作品に描かれている『正義』はお世辞にも正義とは言えない。作中で敵の発した言葉「人間の防衛本能」でしかないからだ。主人公は結果として世界を守ったが、実は手の届くもの・「自分の世界」しか守ろうとはしてない。世界を重荷に戦っている訳ではない。敵を何人も殺しているし、そもそも『正義』なんてのを戦争中に貫ける人なんて、キラヤマトくらいしかいないだろうw私が何が言いたいかというと、人殺してる人間が正義とか言うなって事。作中では「正義とは?」って問いに「力じゃない。なにかしたいって気持ちが大事」って答えを出しているが、正直意味不明。
加藤総司令の『想像』って言葉が気になってたんだけど、私は分析力が乏しいのでよくわかりませんでした。
理想の想像・未来の想像…自分で良く考えろってことが言いたかったのかな!?
【最後に…】
私のこういったレビューは誰も期待してないと思うので、それにあまりこういったレビューは得意じゃないので、今回限りにします。