やまげん さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
声優さんの演技はよかった
作中に登場するデバイスが攻殻機動隊の設定と類似していて、ストーリーは攻殻機動隊とエヴァンゲリオンに類似していると思った。
{netabare} この世界の人間は、ウォッチミーというデバイスを体内に埋め込まれている人が多いということだが、ビジュアル上は左の肩付近に機械がついているくらいである。
しかし、登場人物の視界には、明らかにゲームっぽい画面と人物の点数などが表示されているし、ウォッチミーを介して脳を支配するという展開からも、ウォッチミーが脳とリンクしているデバイスであることは間違いない。
しかし、ウォッチミーそのものの形状やどこに埋め込まれているかなどの説明はなく、ちょっと雑な設定に感じた。
ハーモニーシステムとそれを起動させようとするミァハは、エヴァの人類補完計画とそれを実行しようとするゼーレに似ているなーと思った。次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループの主流派がネルフかな。
この作品が書かれた年代や当時の作者の年齢から考えても、攻殻機動隊とエヴァンゲリオンに多大な影響を受けていると思われるが(もちろん違うかもしれないが)、この2つの作品を見た後だと、本作品には真新しさを感じなかった。
ハーモニーシステムが起動された後もウォッチミーを体内に入れていない人には影響がないはずだが、全世界的に意識が消失したような描写がなされていたのが疑問。 {/netabare}