木村天祐 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
(準)勇者やってた主人公が目を覚ましたら、世界が終末状態で、浦島太郎になってた
面白かったですね。はっきり言います。タイトルで損してますよこの作品。
タイトルからは想像できませんが結構ハードな内容なんです。
主人公は(準)勇者をやっていた戦闘のプロで、「人類」はすべての種族の創造主である「星神」陣営と戦争状態でした。敵の幹部との激戦の末、相打ちで、戦争の結末を看取ることなく主人公は石化させられてしまうんです。
500年後に目覚めると、そこはすでに人類が滅んでいた後でした。
激戦の後遺症を抱えた上、人類が滅んでいる浦島太郎状態の主人公の精神的空虚感は想像に難くないと思います。
そこで出会うのです。
青空の髪の黄金妖精(レプラカーン)と。
物語は、この浦島太郎状態の主人公と、このレプラカーンの少女の恋物語です。
まだハードな内容は続きますよ。
黄金妖精(レプラカーン)ってのはこの世界の戦闘人形のことで、人類がかつて使えた聖剣という兵器を唯一使える存在なのです。
この世界には、人類を滅ぼした〈十七種の獣〉という化物がいて、聖剣を使える黄金妖精は大事な戦力なんですね。
もうわかりましたね。設定が超ハードです。
ここまで来るともう簡単に推測できると思いますが、レプラカーンは兵器として運用されている種族なので短命です。なんか生きてても記憶とか侵食されていくし、自爆しなきゃならんし、とにかくハードです。
設定が多くて語りきれませんね。なんか全然語れませんでしたが、「恋」物語なのでお忘れなく。「悲恋」かな・・・。アニメだけだと説明が薄くてわからんので、調べながら見るのがいい作品ですね。私はかなりオススメですね。