しゅー さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
まあまあだけど、、
現実離れしてはいますが、新しい設定で、絵も綺麗。最初の方のキャラ立ちもいい感じで、興味が湧いてくるような作品でした。後半はいくつか見苦しいシーンもありましたが、感動するシーンもあり、いい作品ではあると思います。
ただ、個人的に主人公キャラの恋愛感に共感出来ないがために全然楽しめませんでした。以下少しこのストーリーの恋愛事情を説明しつつレビューします。{netabare}まず、主人公は小さい頃、感情を共有する実験の被験者のうちの一人となり、ある何人かの子供と感情を共有することになりました。そこで出会ったもう一人の女の子、Aさんのことを好きになりました。しかし、実験は途中で失敗し、主人公は痛みや記憶を欠如してしまいました。Aさんも同じく実験の余波で感情を失った身体になってしまいました。そこで新しい生活に身を置いた主人公は元の幼馴染Bさんにずっと心配されて生活を営んできました。Bさんは主人公のことがずっと好きだったようです。ただ、主人公は感情が欠如しているのでとても疎く、その気持ちには全く気付きませんでした。高校生のある日、主人公やBさん、他5名が感情共有実験の対象者となります。そこで、Aさんと主人公が再び知り合い、主人公はAさんに惹かれていきます。そこで置いていかれる幼馴染。さらに感情を共有したせいで好きという感情を暴露されてしまいます。何よりAさんの感情がないことや昔の出来事を後半に持ってきすぎてるせいで、Aさんに魅力が全くない状態で主人公が惹かれ、どんどん儚げなBさんを苦しめるという展開が見てて苦痛でした。最後にBさんが他の脳筋バカといい感じになる描写があるのですが、それも許せなくて、別にその脳筋バカが悪いやつじゃないのは伝わってきたですが、何よりもBさんの可愛さや儚さをあんなに演出しておいて、最後が脳筋バカかよっていう、、理不尽さに苛立ちが増しました。{/netabare}