「GODZILLA 決戦機動増殖都市(アニメ映画)」

総合得点
70.1
感想・評価
62
棚に入れた
288
ランキング
1645
★★★★☆ 3.8 (62)
物語
3.6
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
3.7

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さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ポリゴンのSF飽きてきた

ポリゴンピクチュアズは工場のようにアニメを生産する会社だ。と誰かが言いました。
工程を細分化する事によってのリスク回避、スペシャリスト性による効率化、綿密なスケジュール把握、これにより、安定したクオリティを提供出来るのだと言います。
実際には、形の無いものを生み出すのですから、想定以上の労力を強いられる事もあるかもしれませんが、映像制作会社としては、かなり完成に近い存在だと思います。

また、CGの利点に、ポリゴンモデルの流用が可能というものがあり、例えばプリキュアであったりすると、ベースとなる素体がいて、そこから特徴を整えて行くというものがあるのだそうです。

ポリゴンピクチュアズの作品が似た内容なのは、監督が同じである事の他に、そういった制作上の都合もあるのでしょうね。

しかしながら、今回、いえ…年々とそれが仇になってきているように感じます。
細分化されているから、改善や挑戦による変化が小さすぎていつも同じように感じてしまうのか、組織が大きいから新しい題材にチャレンジしづらいのか、とにかく、いつも同じように感じてしまいます。

私は、ゴジラを観に来たはずなのに、こういうものを観に来たはずじゃないのに…と、やるせない感じです。
2作目までみて今更ではありますが、1作目よりも話が分かりやすくなったため、アラも見えやすくなったのだと思います。

声と絵が合っていない、声の演技が単調過ぎるのもなんか気になり出しました。
CGとプレスコ(音声前撮りの絵後付け)は相性が良いと言うけれど、声優の演技次第で、絵が固定されてしまうから、面白い絵作りが出来無いのではないか。
また、声に絵を合わせるのは、声優もアニメーターも相当な技術が無いと成立しないのでは無いか。
シドニアの劇場版で得た感動以上のものは制作体制が変わらない限りポリゴンでは得られないなと思いました。

第3部の予告には、気になる単語も登場しましたが、絶対観なきゃ!という気分にはなれません。

投稿 : 2018/05/29
閲覧 : 283
サンキュー:

4

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