Dkn さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
孤児の三人がUFO騒ぎで見つけたマイホーム。
おねがい☆ティーチャーの正当続編。
「あの夏で待ってる」はスタッフが一緒なだけで
正確には続編じゃないと聞いた時の絶望感たるや。
まあ同じようなものですけど‥。
今見ると粗もあるしデザインも少し古くなりましたが、
この頃バカみたいにハマったアニメの一つです。
WOWOWのノンスクランブルでやっていたこともあり
放送当時は地上波と比べると話題にならなかったものの
DVD発売のタイミングや他のアニメ専門チャンネルでも
放送され前作の人気も後押ししてグッと人気が出た
気がします(‥多分w)
【あらすじ?】
神城麻郁、宮藤深衣奈、小野寺樺恋の三人は
天涯孤独の身だった。
※UFOが墜落したことで有名な湖(木崎湖)
UFO騒ぎのニュースに映ったのは、
孤児の三人が共通して持つ唯一の手がかり、
「プールで遊ぶ子供二人の後ろに写る湖と一軒家」
その写真にあった景色。
高校生でありながら、
在宅のプログラマーとして生計を立て、
施設から出て写真の一軒家に住むために
独り立ちをしていた神城麻郁。
そこにやってきた
肉親かもしれない“二人の少女”
宮藤深衣奈と小野寺樺恋。
写真に写っているのは男の子と女の子の二人だけ。
二人の内どちらかは他人かもしれない。
肉親かもしれないし他人かもしれない
三人の共同生活が始まる。
(※『おねがい☆ティーチャー』参照)
作中の特徴的な建物は長野県に存在するもので
この頃の聖地巡礼アニメ代表格が
おねがい☆ティーチャー、おねがい☆ツインズでした。
近親(かもしれない)恋愛のインモラルな魅力。
取材に基づいた背景設定でリアリティーもある。
そして、妙に生々しい青春劇。
前作からのキャラクター達も登場し、
続編でも単体でも良いアニメだと思います。
1話冒頭で、麻郁が件のニュースを秋葉原にある
パーツショップのモニターで知ります。
後にも先にも秋葉原に行くのはここだけだったと
思いますが、彼の仕事に関わる設定を入れつつ、
前作を踏襲した“UFO騒ぎ”もあって繋がりが嬉しい。
その後メインの三人が代わる代わるセリフを言うのも
今作はこの三人が主人公なのだと理解させる
シーンなのだと感じて胸が熱くなります。
前作のSF設定と人物達が強烈だったので、
ドラマ性としては今作も面白いですが、
キャラクターとしては見劣りする気もします。
アニメ界最強クラスのお姉さんキャラクター
『風見みずほ』にダブルヒロインで対抗した感じ。
(健闘した・・よね?)
主人公はツインズのほうが好きなので、見返す回数が
多かったのはタッチの差でツインズだった気がする。
おねがい☆ティーチャー登場キャラクター達の
憑き物が落ちた平和そうな顔が微笑ましいです。
本シリーズおなじみの田舎カップルのイッチャイチャ
(微エロ)を楽しんで下さい(*´∀`*)ムハー
{netabare}
最終回のあの写真は何度観ても良いです。
{/netabare}