四畳半愛好家 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
シリアスもラブコメもイマイチ盛り上がらず…
あらすじ:
武力を行使する探偵、通称「武偵」を育成する東京武偵高校に通う遠山キンジは「あるきっかけ」で頭脳が活性化する特殊な体質を周囲から秘密にしつつ平穏な日々を送っていた。しかしある日、彼は通学途中で爆破事件に巻き込まれ目の前に現れた強襲科のエリート生、神崎・H・アリアによってキンジの日常は平穏とは程遠いものへと変わっていくのだった……。
ラノベ原作のアクション×ラブコメ作品。全12話。
正直見どころがなかった作品だと感じました。感想も特に書くことがない…。
ラブコメ要素もイマイチ萌えず、シリアス面はツッコミどころが多いためか、緊迫感も熱さも感じられず…。(アニメ化に際して省略が多かったのでしょう…。)
キャラの魅力については、ヒロインが釘宮さん演じるツンデレキャラなので、そりゃ安定して萌える部分はありますが、性格・設定・世界観等にイマイチ引き込まれなかったため、キャラ一人一人の動きに違和感や作為的なものを感じ、どのキャラにも魅力を感じませんでした。特に主人公に感情移入できなかった点が厳しかったです。(特にラブコメ作品においては、主人公に魅力を感じられないのは致命的だと思われます。)
某虎と竜のラブコメ作品のくぎゅう演じるツンデレヒロインは、心理描写が丁寧だからこそ萌えるわけです!
更に言えば、煩悩を刺激されることで覚醒し最強になるというアニメあるあるのご都合設定を主人公は持っているのですが、この設定がイマイチ活きてない…。率直に言って色気が足りません!
こんな設定あるんなら、もうちょっとそっち方面も頑張ってくれてもいいじゃん…(本音)
てなわけで、正直アクション好きにも、ラブコメ好きにも、イマイチお勧めできない作品でした。
特別悪い作品ってわけでもないんでしょうが…