天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
偽SFスーパー英雄(?)列伝39
この作品、もしかすると日本よりアメリカでの方が有名かもしれないです。
何故かというと、1980年代に、ゴライオンと機甲艦隊ダイラガーXVの映像を混ぜてボルトロン(Voltron)として放送されてるんですね。
何度か映画化の話が浮上しては消えており、1990年代には北米でフル3DCGによるシリーズが放送されてます。
そんなゴライオンですが、個人的には色々とインパクトのある作品でした。
①カッコいいロボ
5つのライオン型メカが合体する姿は、当時としては斬新で結構カッコ良く、戦隊シリーズにも影響を与えてます。
拳にあたる部分がライオンの頭なので、指が無い!!(口で剣を咥えるんですね)
②悲惨な地球の扱い
アニメが始まった段階で、地球(西暦1999年)は第三次世界大戦によって人類が滅亡してます。
地球に戻ってきた主人公達は、ガルラ大帝国の宇宙船に拉致されてしまうのですが、なんと20話で地球は破壊されてしまうんですよ(涙)
③メンバー交代
5人の地球人が5つのメカで合体するんですけど、そのひとりである銀貴が6話で死亡し、帝国に滅ぼされたアルテア王国の最後の生き残りであるファーラ姫と交代するんですけど、それなら最初から姫でもいいような気が
・・・
ちなみに5人の苗字がそれぞれ鉱物からとってあるんですけど、登場するメカと一致してない(苦笑)
黄金旭→黒獅子、銀貴→青獅子、黒鋼勇→赤獅子、青銅強→黄獅子、錫石宏→緑獅子
う~む、未だによくわからん(汗)
④主題歌の歌詞
途中で、ギブアップせいっ♪斗いの幕は切っ~て落とされた~
という部分があるのですが、まさかギブアップせいっじゃないだろうと、思ってたらホントだったという(爆)
なお、ギブアップまで待てないと、新日本プロレスファンに怒られるという話があったりするかは分かりません(ネタ古っ)
時代はリアルロボット物へと変わっていく流れだったせいか、あまり知られてない作品ですが、上記のような理由から自分としては印象深い作品でした。