イムラ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作組の評価はイマイチですが原作未読の私には十分どころかお釣りがきます
<2024/5/21 追記>
自分の中で評点の基準を変えたので、修正レビューです。
(4.5→4.3 100点満点換算で83点)
いろんな要素が詰まってて濃ゆい!!
<2018/7/1追記>
最終回まで観ました。
感想はタイトルの通り。
エゲツなさと緊張感と笑いと蘊蓄、そして飯テロ。
これらが調和してるという稀な作品だと思います、
原作は更に良いようなので原作読んでみようかな。
ラス前の11話、良かったですね。
笑えた。
横隔膜にビリビリきました。
それまでのタイトルが短くシリアスにまとまってたのに
「殺人ホテルだよ全員集合!!」ってなんなん 笑
{netabare} いろいろとドリフでした。「白石!うしろ!うしろー!」とかタライとか最後ホテルが崩れるとことか。
コント仕立てでしたね。
あと「ち○ぽ先生」
子供にこんなん言わすなっ!笑笑{/netabare}
物語とキャラは天下一品!
二期が待ち遠しいです。。
<2018/5/19初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3です。
原作未読。
でも噂は轟いてましたので。
以下、6話まで視聴した感想です。
この作品、見る前は絵柄から勝手にキングダム的なあれを想像してましたがちょっと違いますね。
二千年以上前の軍記物と明治時代の話では自然とリアリティとか変わってきますが、それを差し引いても生々しい。
キングダムも大好きですが、全く違う魅力があります。
そしてちょっと独特のクセがあるというか、そう。
目の付け所が変わってる。
いろいろあるのですが例えば世界観。
明治時代、日露戦争後の日本を取り扱うのも結構珍しい気がしますが、さらに北海道、そしてアイヌ。
アイヌの風俗調べるのは結構大変だったんじゃないかな。
作中ムックリが出てきて「それでも町は廻ってる」を思い出し和みました。
※余談ですが今北海道ではアイヌ民族博物館を大掛かりにリニューアルしようとしてるらしいです。
お話は「不死身の杉元くん」と「おてんばなアシㇼパさん」の心温まる金塊探しの旅(で合ってるのか?)
杉本くんは日露戦争の元陸軍兵。
強いです。
杉元くんは1話目で{netabare} ヒグマに右ストレート{/netabare} 喰らわしてます。
・・・デシャヴ
あ!鷹村先輩だ 笑
{netabare} と言っても鷹村先輩ほど強くはなかったようで(つか相手「ヒグマ」)それで倒せたわけではないですが。{/netabare}
軍人としてはバケモノ級に強い。
戦争の時、相手兵から見たらバケモノにしか見えなかったでしょうね。
{netabare} まさに鬼神。
何話だったかな。
頬っぺたに団子の串2本刺し貫かれてそれでも平然としてる。
そのメンタルがヤバい。{/netabare}
でもいい人です 笑。
ここまでの説明でいい人要素ゼロですがでもいい人ですよ。
ホントに。
アシㇼパさんは活発(の範疇超えてるかな?)で好奇心旺盛なアイヌの女の子。
{netabare} そのアイヌならではの自然や生きものに対する豊富な知識と経験で杉元くんを助けます。
弓矢の腕前も相当で物理的にも杉本くんを助けます。{/netabare}
そして(北海道の雪山での)生活力がハンパない!
この子が一人いれば雪山でも安心。
{netabare} アシㇼパと出会えてなかったら「不死身の杉元」は何回死んでるんだろう?{/netabare}
顔芸のバリエーションが豊富なのも売りです。
たまにムツゴロウさんが乗りうつります。
でも愛らしいところも。
{netabare} 食べたことのない味噌をウ○コだと思い込み食べようとしない{/netabare} ところとか。
そしてこの作品。
意外と食テロなんですよ。
{netabare} 基本雪深い野山で狩ったヒグマやウサギ、リスや鹿をアシㇼパさんが調理。
ジビエ料理です。
アイヌは肉を生で食う習慣もあるようです。
ビタミン摂るには生肉の方が良いと「もやしもん」で教わりましたが寄生虫や細菌とか大丈夫なんだろうか?
そっか。
作中「チタタプ」という生肉を包丁で延々叩き続けるという調理法が出てきますが寄生虫予防の効果もあるのかもしれませんね。
で、鍋料理もあります。
雪山の中、即席の小屋でビバークしながらの鍋。
体があったまりそう。
そして杉本くんとアシㇼパさん(たまに+1名)は{/netabare} それらを素晴らしく美味しそうに食べるのです。
見てると無性に肉を貪り食いたくなります。
料理漫画か?
ネットで調べたらゴールデンカムイのジビエ料理専門店もあるそうで。
もちろん他にもこの作品の魅力は多々あります。
濃いキャラ多いし。
興奮すると{netabare} 脳から髄液{/netabare} 漏れだして垂れてくる人とか。
そしてここからが本題なのですが、
ストーリーも謎に満ちていて追われるようなスリルもあり、軽やかな笑いもあれば、心温まるお話もあります。
もちろん、緊張感のあるアクションやバトルシーンも。
ちょっとエグい表現もありますが気持ち悪くなるような描かれ方ではありませんでした。
今期期待の一作。
今のところ順調にはまってます。