木村天祐 さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
生来のドMサラブレットが主人公のラブコメです。あと出てくる登場人物みんな変態ばかりです。
原作読破組です。いや、原作ファン組かな。
正直小説のほうが印象に深いのですが面白かったですね。というか登場人物がみんなクレイジーな変態ばかりなので、存在そのものが滑稽です。
主人公が代々、子々孫々受け継がれてきたマゾヒスト家系のサラブレッドで、ヒロインたちとラブコメをしつつ、さらなる変態の扉をこじ開け、女装とかBLとか新たな変態の領域に足を踏み入れていた段階で、作者が亡くなったので未完の作品になってしまいました。
変態なのにちゃんとラブコメしてる作品でしたね。サディステック我儘美少女先輩と男を殴りまくってしまう男性恐怖症の美少女同級生が、ドMエリートを取り合う構図でした(地獄絵図)
声優も豪華でしたよ。当時主演で隆盛を誇ってた竹達・早見ペアがヒロイン。脇役も豪華でしたね。
作画は悪かったかな、正直。当時としては「中の下」くらいなので、今じゃ「下」です。
私はアニメより原作ラノベがオススメかな。
ちなみに、誰が最も主人公にふさわしいかと聞かれれば、私はシホリ姫派です。タツミ・アントワネットですよ。もちろん、主人公の初恋の相手ですから(ゲス顔)