木村天祐 さんの感想・評価
2.9
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
設定世界観以外はよくあるタイプの日常アニメです
あの世とこの世の間にある?旅館で住み込みで働いてる狐っ娘のお話です。
お客様はだいたい神様とか死んでいる方だったりして、少し独特の設定ですね。たぶん作者は、千と千尋から一部発想を得て作ってます。見た人はほぼピンとくるんじゃないでしょうか。
その説明がないので、知らないと何回か見て理解するって感じです。
マイナス点をつけるなら、主人公が感動屋?で純粋と言えば聞こえは良いですが、やや感動に持っていこうとする描写が多く、作者がそっち系に誘導したいのかな?と見え透いて少し臭い感じがしたところですかね。わざとらしい百合描写もねじ込んできてうんざりでした。おそらく原作漫画が月刊で一話一話の空きが広く、間隔があくせいで、同じ描写でクドく感じるのだと思います。
音楽作画も気にするところはないです。
声優は、もう少しセリフしゃべる主要キャラに有名なの入れればよかったと思います。柚か皐か蓮みたいなよく喋るキャラに有名な声優入れないと、あまり喋らないキャラにそこそこの中堅声優あてられても意味ないと思います。ただ緒方さんとか、ゲスト声優に佐々木望さん入れた所は評価ですね。おっさんはニヤリです。
まあ、世界観は独特でしたが、活かせたかと聞かれればあまり活かせておらず、特別目を引くキャラがいたかと問われればそんなこともなく、可もなく不可もなくなアニメでした。私が他人にオススメできるほどのアニメではありませんでしたね。
ただ佐々木望さんがでた回(8話後編?)は良かったです。ぜひ見てください。