takumi@ さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
リアルな風景と非日常
第2弾となる「センコロール2 - CENCOROLL2」が
今年公開されるというので観てみました。
こちらは動画革命東京の支援を受けて制作され、
平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品
アニメーション部門/短編に選ばれた作品です。
描かれている風景から察すると、舞台は東京 新宿界隈。
さまざまなものに姿を変えることのできる奇妙な生物
「センコ」を飼う少年・テツと、
同じような生物を飼う少年・シュウとの間でモンスター絡みの戦いが起こり、
テツの秘密を知った同級生の少女・ユキが
その戦いに巻き込まれていくという物語。
深海に潜む生物のような、ちょっと不気味な姿と目つきに、
愛嬌は感じられなかったけれど、描かれる背景がリアルな分、
物語の非日常性が、より浮き彫りになっていたような気がします。
この生物がどこから来て、なぜ少年が飼っているのか、
少年たちは地球人なのか、なぜここにいるのか、何も語られていないので、
観ているこちらはすごく想像を掻き立てられます。
がしかし、作品の評価としては、賛否いろいろ分かれそうです。
声は、花澤香菜さん、下野紘さん、木村良平さん。
EDにSupercellの唄う「LOVE & ROLL」がとても好きです。