うたわれリアン さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
尊い星空+プラネタリウム特別版
配信版の「ちいさなほしのゆめ」を見て、その後に配信版の方の内容が忘れかけてきたので、丁度良いと思い「星の人」を見ました。
「ちいさなほしのゆめ」のその後から始まり、話の間で回想っぽくふり返りながら、その後の話が展開される感じです。
配信版を見ていなくても、話の流れは問題なく理解できるので、ちいさなほしのゆめを見ていなくても問題ありません。
ちいさなほしのゆめでもそうでしたが、とにかく「ほしのゆめみ」の願いが儚いですし、愛おしくなってきます。
そして何よりも、その後の話の部分です。これもまた泣けてしまいました。
ちいさなほしのゆめの部分でも泣き、星の人の部分でも泣き、涙が溢れました。
見る上で注目してほしいのは、「ゆめみ」の想い・願いと、屑屋の思考の変化ですね。
{netabare}
誰もいないプラネタリウムで一人永遠とお客様を待ち続け、やっと来店してくれた屑屋に精一杯の接客とお手伝いしながらも、館長さんらスタッフの言いつけを守りつつ、屑屋に最期まで一緒に行動するゆめみちゃんと、
始めはゆめみちゃんを邪険にしていたのが、段々と温和になって、ゆめみちゃんの今後を考えてあげたり、その後の星屋になってゆめみちゃんの想いを語り継いでいく、屑屋の優しさを感じます。
エンディングの船のようなものと歌詞については、Blu-ray超豪華版の冊子を見るかドラマCDを聞くとわかりますよ。 {/netabare}
今更ですけど、planetarian原作シナリオ担当の 涼元悠一さん、アクアプラスに入社していて、うたわれるもの(偽りの仮面・二人の白皇)の制作に関わってたらしく、planetarian・うたわれ両方好きな自分としては胸アツな縁を感じざるを得ない!(笑)
追記
SWITCHでHDリマスター版の原作ゲームが移植で2019年春に発売されることが発表されました!
PSP版でプレイしましたが、SWITCHも買わなくては!
文章の部分は日本語以外にも英語や中国語にも対応されるようで、海外からも人気の作品なんですね!(肝心の日本国内!もっと評価してくれ~!)
続報→発売日1月31日に決定!・・・春?
もっと追記
ついに、わが地元神奈川でもplanetarian プラネタリウム特別版が上映!(湘南台のプラネタリウム)
観に行きます!!
感想
{netabare} ★★★★☆
内容は「ちいさなほしのゆめ」を40分にまとめた編集版で、Jenaさんの修理とその他ゆめみちゃんとの会話が大分カットされてました。
しかし、一番の見どころと言っても過言ではない、ゆめみちゃんの星座解説シーン、ここが冬の星座verの特別に作られたシーンとなっていました!
ゆめみちゃんの解説が始まると、ドーム内全体の東西南北に星が広がり、ドームでの全天周上映でしかできない演出により星座解説が始まり、神話解説はエウロペとおうし座のお話でした。
多分、星座解説だけで10分くらいあったと思いますが、それでも「もっと、ゆめみちゃんの解説を聞いていたい!」と思うくらいにあっという間でしたね。
冬の星座解説の後は本編同様に停電→特別上映となっていくのですが、この特別上映シーンが短く編集されていて残念でしたが、宇宙領土問題やら人間同士の争いを説明してる部分だったので、子供が見る(実際子連れの方も多かったです)のを考えると仕方ないですね。
そして、ゆめみちゃんが同行して行く場面になりますが、ここもかなりカットされていて、ゆめみちゃんが転ぶシーンの殆ど・脚部のオーバーヒートシーン・酒を手に入れるシーン、そして一番残念なのが・・・。
「神様に何を願うんだ?」
「天国をロボットと人間の二つに分けないでください」
のシーンがカット!なぜだ!?一番大切な部分でしょ・・・いや、わかってる、修理部分をカットした都合上、そのやりとり自体が存在せず、カットせざるを得なかったんだと。(予想)
その他色々カットされてますがその件は長くなるのでこれくらいで。
一番は印象的なのはやはり、『全天周上映向けに編集された映像』ですね。
四角い画面が映し出されるのかな?と思っていたのですが、始まってビックリ!ドーム全体に背景が映し出され、場面ごとに強調・ズーム・視点違いの同時の描写、そしてドーム全体の星座解説!物凄く凝った作りになっていました。
planetarianが好きな方には是非、プラネタリウム特別版を見てほしいです!今は神奈川の湘南台(1/27まで)ですが、今後も別のプラネタリウムで上映してほしい!(春verも青森でやってたらしい、見たかったー!)
{/netabare}