衛狸庵 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ここちよい
心地良い風ふいたら、外でご飯食べよう……
エンディングの歌詞がこの物語の雰囲気通りで好きです。
大人の童話?ってのも変な表現ですが、私はそう感じました。
何でも卒なくこなすミコチと何事にも前向きなハクメイ。
とても気が合う同居人が過ごす日常。そこは、お伽噺の世界。
優しく楽しい仲間達と過ごすハクメイとミコチ。
可愛いです。未成年にしか見えませんが大人です。
お話は、だらだらと日常を描いた退屈なものではなく、ちゃんと筋の通ったお話で、各キャラの性格付もしっかりしていて、見ていて楽しかったです。
そんなお話に、音楽もとても良くあっていて、お伽の世界を作り上げていました。
少々疑問に思ったのが、喋れる者と喋れない者の差は何処にあるのでしょう?
出て来る虫達も、喋れる者と喋れない者がいます。その差は何なんでしょうね?
あと、この手のゆるふわなお話は、突っ込み所満載なのですが、2点だけ。
火薬は密閉した容器に入れないと爆発しませんよ。3話で紙袋に入れてある火薬が爆発しますが、紙袋に入れただけでは爆発しません。ハクメイが12話で使った爆薬みたいに固い紙か何かでぐるぐる巻きにすると爆発します、爆竹の様にね。
それと、染め物を数時間で染めてしまうとは……しかも、その日の内に服を仕立てるとは……さすがミコチです。
蛇足……
原作未読ですが、こんな設定はいかかでしょう?
人類は世界を巻き込んだ大戦で、世界中が汚染されて住む場所が制限されてしまった。人類は遺伝子操作や人体改造等を試みたがどれも上手くいかず、最後に人類小型化計画を遂行した……
だって、ミコチとハクメイが美味しそうに果物とか食べていると、小さいと色々と都合が良いなって感じました。
コロボックルってエコですね。