Jun さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ドラマチックだが後半かなり忙しい
最高の悲劇なのだが、中華連邦、ギアス教団、V2、ナイトオブラウンズ等敵が増えて、一期のようなスマートさがなくなった。よくある暴力のインフレーション。
昔見た時はこんなふうに思わなかった。自分の精神状態でとらえ方が違ってくると思う。ある程度、現実社会で生き残れるようになると知恵がついてくる。
嘘をついていても裏切っているとは限らないし、裏切っていたとしても変節したとは限らない。押し付けられた偽善だとしてもシステムを排除する正当な理由になるのかなどなど。激情に流されて行動すると何一つ自分に残らないという知恵がついてくる。
ユーフィー、ナナリー、ルルーシュ、シュナイゼルそしてC2だけがキャラとして成立しているように感じる。
政治にとっては自己愛、兄弟愛、家族愛、友情、恋愛などの優先順位は低い。
あまり真面目に考えるとしらけてしまうが、後半の作りは今見ると面白くなるようにドラマチックに展開するが、何か上滑りに感じる。