takekaiju さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
茶番展開が惜しい作品
原作未読、SAOは既読。
キャラは良かった。
リアルとVRで相反する容姿を持った主人公やゴツイ女集団のボス達、謎に包まれたピトフーイ、やたらと腕のいいエム等々主要キャラは特徴が際立っていて魅力的に感じた。
が、肝心のストーリーはご都合主義というか茶番に思える展開が多く途中で萎えてしまった。スクワッドジャムといいながらチーム人数は2~6人と幅が広く、人数が少ないレンがなぜここまで無双できたのか疑問に思う。自衛隊チームはともかくマシンガンの人たちやmobチームなど戦術のない行き当たりばったりの戦闘が多かったのもマイナス点。
銃の造詣が深いらしい時雨沢恵一が書いていると聞いて期待していた分だけ落差が激しい。これなら川原礫原作のファントムバレットのほうが銃ゲームとしてのリアリティは高かったと思えるほど。
1クールアニメとしての今作最大の謎であるピトフーイの正体が物語早々に予想できてしまったのもつまらない。スクワッドジャムに出るためにエムが紹介された時点でわかってしまった。