中島 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
夏の終わりのバラをやらない限り俺がこのアニメを認めることは無い
今の段階でこのアニメを評価するのは難しい。しかし、5話で散水機ごときにびびって逃げた憂国騎士団を見てやばいとは思っている。
OVA版では、散水機が作動した事で消防に通知されて消防隊が出動。自分達の存在を世間に大きく知られたくない憂国騎士団は仕方なく撤退している。
OVA版よりも、現代版の方が古臭いと思える、酷い構成だった
話は戻り、銀河英雄伝説はどんな人気キャラでも死ぬ時には死ぬという潔さが魅力だと思う
まどマギの様に、序盤に主要キャラになりそうなやつ殺すわw凄いっしょ?まどマギって?みたいな媚び方とは大きく違う
20話以上もしっかりとキャラを掘り下げ、愛着がわいて「お前は普通の流れで言えば死なないよな?」というある種の信用を得た段階で殺すという事を平気でやれる。
だからこそアニメを見ていて「もし、あいつが生きていれば…」と歴史に思いを馳せるのと同じ様な感覚で深く物語に入り込む事が出来る。
自分がこの銀英伝を正式に評価する事があるならば、誰かが死ぬシーンをどのように描いたかによると感じる。
誰かが死ぬたびに、悲壮感たっぷりに壮大に悲しい音楽を流し、今時の声優にありがちな過剰演技をされたら自分はこのアニメを許せないだろう
そして、腐寄りにしたこのアニメだから、OVA版の89話、夏の終わりのバラのラインハルトを描くつもりが無いのがはっきりと分かってしまうのがどうにも癪に触る