「ウマ娘 プリティーダービー(TVアニメ動画)」

総合得点
83.3
感想・評価
811
棚に入れた
2793
ランキング
331
★★★★☆ 3.8 (811)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観たい

観た感じ

■情報
 {netabare}原作:Cygames

 監督:及川啓
 シリーズ構成:石原章弘、杉浦理史
 キャラクターデザイン:椛島洋介、辻智子
 制作:P.A.WORKS
 話数:1クール全13話

 OP:「Make Debut!」
   by スペシャルウィーク(CV:和氣あず未)、サイレンススズカ(CV:高野麻里佳)、
      トウカイテイオー(CV:Machico)、ウオッカ(CV:大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV:木村千咲)、
      ゴールドシップ(CV:上田瞳)、メジロマックイーン(CV:大西沙織)

 ED1:「グロウアップ・シャイン!」
   by スペシャルウィーク(CV:和氣あず未)、サイレンススズカ(CV:高野麻里佳)、
      トウカイテイオー(CV:Machico)、ウオッカ(CV:大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV:木村千咲)、
      ゴールドシップ(CV:上田瞳)、メジロマックイーン(CV:大西沙織)

 ED2:「ありがとう、神様」
   by スペシャルウィーク(CV:和氣あず未)

 ED3:「Silent Star」
   by サイレンススズカ(CV:高野麻里佳)

 ED4:「Find My Only Way」
   by スピカ
      [スペシャルウィーク(CV:和氣あず未)、サイレンススズカ(CV:高野麻里佳)、
       トウカイテイオー(CV:Machico)、ウオッカ(CV:大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV:木村千咲)、
       ゴールドシップ(CV:上田瞳)、メジロマックイーン(CV:大西沙織)]

 ED5:「うまぴょい伝説」
   by スペシャルウィーク(CV:和氣あず未)、サイレンススズカ(CV:高野麻里佳)、
      トウカイテイオー(CV:Machico)、ウオッカ(CV:大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV:木村千咲)、
      ゴールドシップ(CV:上田瞳)、メジロマックイーン(CV:大西沙織)、
      エルコンドルパサー(CV:高橋未奈美)、グラスワンダー(CV:前田玲奈)、セイウンスカイ(CV:鬼頭明里)、
      キングヘイロー(CV:佐伯伊織)、ハルウララ(CV:首藤志奈)、シンボリルドルフ(CV:田所あずさ)、
      タイキシャトル(CV:大坪由佳)、エアグルーヴ(CV:青木瑠璃子)、ヒシアマゾン(CV:巽悠衣子)、
      フジキセキ(CV:松井恵理子)、マルゼンスキー(CV:Lynn)、テイエムオペラオー(CV:徳井青空)、
      ビワハヤヒデ(CV:近藤唯)、ナリタブライアン(CV:相坂優歌)、オグリキャップ(CV:高柳知葉)、
      スーパークリーク(CV:優木かな)、タマモクロス(CV:大空直美)、イナリワン(CV:井上遥乃)、
      ウイニングチケット(CV:渡部優衣)、メジロライアン(CV:土師亜文)、メジロドーベル(CV:久保田ひかり)、
      ナイスネイチャ(CV:前田佳織里)、エイシンフラッシュ(CV:藤野彩水)、マチカネフクキタル(CV:新田ひより)、
      メイショウドトウ(CV:和多田美咲)

 挿入歌1:「七色の景色」
   by サイレンススズカ(CV:高野麻里佳)

 挿入歌2:「ENDLESS DREAM!!」
   by スペシャルウィーク(CV:和氣あず未)、サイレンススズカ(CV:高野麻里佳)、
      トウカイテイオー(CV:Machico)

 挿入歌3:「恋はダービー☆」
   by トウカイテイオー(CV:Machico)

 挿入歌4:「SEVEN」
   by シンボリルドルフ(CV:田所あずさ)

 挿入歌5:「Special Record!」
   by スペシャルウィーク(CV:和氣あず未)、サイレンススズカ(CV:高野麻里佳)、
      トウカイテイオー(CV:Machico)、ウオッカ(CV:大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV:木村千咲)、
      ゴールドシップ(CV:上田瞳)、メジロマックイーン(CV:大西沙織)、
      エルコンドルパサー(CV:高橋未奈美)、グラスワンダー(CV:前田玲奈)、シンボリルドルフ(CV:田所あずさ)、
      エアグルーヴ(CV:青木瑠璃子)、ヒシアマゾン(CV:巽悠衣子)、フジキセキ(CV:松井恵理子)、
      マルゼンスキー(CV:Lynn)、テイエムオペラオー(CV:徳井青空)、ビワハヤヒデ(CV:近藤唯)、
      ナリタブライアン(CV:相坂優歌)、オグリキャップ(CV:高柳知葉)

 ファンファーレ:
  「ウマ娘 ファンファーレI 一般」
  「ウマ娘 ファンファーレI GⅠ」
  「ウマ娘 ファンファーレI 重賞」
{/netabare}
■感想
 知識:オリジナル?
 鑑賞:TV放送
 概要:ウマ型娘系
 成分:無事此れ名馬、田舎もん、あぁ
 設定:車窓が珍しいかっぺは…

 サイレンススズカがイッた回(7話)だけ観てないので観たい気持ちはある。でも実際のレースはライブで観たから観たくないといえば観たくないので、状態は「観たい」のままにしておく。{netabare}サイレンススズカのレースは、4コーナーまでで信じられないレベルの差をつけて直線で更に千切る、という独特かつ唯一の勝ち方をするのが特徴。そういうレースをもう観られないというのは、テンポイントの日経新春杯やライスシャワーの春天より衝撃的かつ失望感が深かった。{/netabare}
 話としては、(異世界食堂の常連客状態の)視聴者の思い入れにも配慮された無難な展開で他人にも奨め易い出来になっている。また最後に行われるWDT({netabare}Watch Dog Timerのことではない{/netabare})も各方面に角の立たない結果になっている。唯一不満があがるとすれば、ウマ娘のキャラ付けなのではないだろうか。個人的にはサイレンススズカがその極みかもしれない({netabare}ああいう極端な馬は基地外扱いだから{/netabare})。
 私は古い人間なので最強=ルドルフ、好み=テイオー(親子で無敗の三冠直前のリタイヤ)なのだが、目立たないor登場しない馬ならもっと居る。{netabare}牝馬で一番に挙げたいのがダイナアクトレス、ホクトベガ、シンコウラブリィ、ニシノフラワー、ファビラスラフイン辺り、牡馬ならアイネスフウジン、ミホノブルボン、ミスターシービー、ナイスネイチャ、ヒシマサル({netabare}馬主がこの名前にご執心らしくて私が知っているのは二代目{/netabare})、ラガービッグワン辺りか{/netabare}。
 覇権(この期は全体的に低調)は無理っぽいけど、円盤の売り上げ的には(AKB的特典商法で)結構な支持を集められたようなので、あまりよくない言い方だが「無難」な作品に収まっていると思う。まあ「何であの馬が最強ちゃうねん」という不満は、思い入れが強い分避けられない抵抗だし。

■蛇足
 {netabare}会長室(?)に飾られているあの言葉、

 Google先生の直訳は「Eclipseは最初、残りはどこにもありません。」だった。

 Wikipediaでは、エクリプスと言う競走馬にリンクが張られているが、

 この馬に因んだ諺のようだ。{/netabare}

■蛇足2
 忘れないようにしたい馬{netabare}、オサイチジョージ、カミノクレッセ、イブキマイカグラ、ダイユウサク、ギャロップダイナ、マーベラスクラウン(騸)、サッカーボーイ、サンエイサンキュー、レッツゴーターキン(伝説の「レッツゴーを馬鹿にするな」)、メジロパーマー、メジロライアン(伝説の「ライアン、ライアン」)、思いついたら追記する{/netabare}。

■第一印象
 {netabare}6話辺りまで観た。旧世紀のはるか昔はサラ好きだったが、離れてから相当時間が経過しているという立場から、事実や個人的な印象とオリジナル要素との折り合いをどう付けるかが楽しめるか否かになると思う。
 キャラの印象は好感触、ハルウララ、ゴールドシップ辺りは自分のイメージに近かった。と言うかゴルシって言い方をしたことは無いけど、何か我が道を征くというゴールドシップのイメージにぴったりの性格だと感じた。あとトウカイテイオーが小柄というイメージ(420~430kg程度←chariotさんのご指摘でテイオーの馬体重は460kgくらいだったそうです)だったがこれは間違い。それ以外ではヒシアマゾン…
 しかしレースシーンが描かれることは無いと思っていたマルゼンスキーが登場した理由は、{netabare}○外のためダービーへの出走資格が無かったので、関係者の誰かが「レースを邪魔しない外ラチ沿いでいいから走らせてくれ」と懇願したがかなわず、と言う関係者の無念を晴らすためだったの{/netabare}だろうけど、そんなことをどれだけの人間が知っているのか怪しいところだ。
 あのレースの前にスピカの面々が神社の階段を使った練習が坂路調教に見えるのだが、坂路と言えばやはり外せないのはミホノブルボンだろう(許可が下りなかったのか?)。
 散々大食いとして描かれていたオグリキャップ。カイ食いが太かったという知識も印象も無かったが、大食いグランプリでイナリワン(司会)、タマモクロス、スーパークリークと共に競っていたのは、一時代を担った馬たちへの配慮なのだろう。なんせ{netabare}使われ倒した後のジャパンカップでホーリックスとの叩き合いの末2.22.2という当時の2400mの世界レコードをたたき出したタフガイ(記録のホルダーはホーリックスでオグリキャップは同着の2着){/netabare}だったけど。
 EDからわかる通り(私は3話くらいまでMEで始まる馬を探していた)追加でチームに参加するウマ娘が居ることはわかっていたが、ヤツの見所はやはり府中の2000だろうか(屋根が初勝利したあのレースで実況やってたのでこれはないだろう)、OPでは雨が降っているようにも見えるけど…府中の2000とは{netabare}天皇賞秋の2コーナーでおきた斜行の話だ。あれは馬券を購入していた連中も平成の盾男と呼ばれた鞍上の武でさえキレていた{/netabare}。
 オリジナル要素が結構派手に入っているので予想はつかないが(競馬だけに)。ゴルシの阪神大賞典の3コーナーだけは描いて欲しい。
 それと、確かにエルコンドルパサーは強かったと私も思う。凱旋紋賞で2着と日本馬の最高成績をおさめているし。ただ個人的な印象としてはグラスワンダーに軍配があがる。3歳チャンピオンだし迫力あったし。
 作品としてはトレーナーがスペシャルウィークの増えた体重を口にした際の効果音は、馬の嘶きにして欲しかった。あと育てのおかあちゃんはゴルシと通じるものがある。

□補足&訂正(?)
 先ず、阪神大賞典の3コーナーで一本目のレースを終えたのは本当にゴルシだったのかオルフェーブルだったのかの記憶が怪しいので、間違っていたら『すまぬ…』。
 11話くらいを観たが、サンバイザーって馬は実在したのか知らないので、もし実在するのなら『すまぬ…』なのだが、ネーミングやデザインがやたら雑な気がして。
 スペシャルウィークが1話の電車内でかっぺ振りを全開にしていたことや、クラスでエルコンドルパサーがにはやしたてられていた印象が強いので、スペシャルウィークを観る度にギャグシンセサイザーのネタを思い出す。「田舎もん、田舎もん、田舎もん…」「あぁ、あぁ、あぁ…」って、機材を使わない人力エコーのネタを。
 タイキシャトルは性格的にもえぇ感じやと思ってたが、制服姿が観られてよかった。{/netabare}

投稿 : 2018/08/03
閲覧 : 355
サンキュー:

39

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