おでん さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

素晴らしい!

とてつもなく人気な作品で見ろと言われたのでみました
結果からいうとラストがとても素晴らしかった
時空の話で理解できない方もいると思います(ネタバレありの方で少し語ろうと思いますが)
それでも話を重ねるごとにどんどん必死になる主人公をみるととてもワクワクするのでみたことないかたや1話で諦めたかたはぜひ最後まで見てほしい作品です

{netabare}最終回の私なりの受け取りかたを解説します
時で大事なことは事実と結果です
事実とは誰かが自らの意思でアクションを起こすことです(例えばガチャガチャを回したいからまわすこと)
結果は事実が起こったことによってたどりつく結末です(ガチャガチャを回した事実があることでウーパがでること)
ここで大事なことは事実は変えられないことです
変えようとすると過去改編が起きます
つまり過去に戻ってオカリンを止めても必ずガチャガチャをひくという事実はおきます
しかし結果は変えることができます
だからこそレアのウーパをひくという結果は変えることができるのです
そしてもう一つ
タイムリープした自分の事実は変わりませんがタイムマシンを使いその世界線に二人のオカリンが存在する世界のタイムスリップしたオカリンには事実と言うものが存在しません
つまりタイムリープしまくってたオカリンは何度も同じ事実しかたどり着くことができませんが二人のオカリンがいる場合のタイムトラベラーのオカリンは何度でも自分の事実を変えることができます
これの細かい話を書くと相当な長文になるのでやめておきますが要は最終回のオカリンは事実を変えることができると思ってください
それでは最終回に戻ります
今回のクリスが殺されるまでの事実は
・岡部がガチャガチャをひく
・クリスが岡部と会い意味不明なことを言われる
・まゆりかウーパを落とす
・クリスがウーパを拾い論文の中に入れる
・岡部が博士の発表に文句を言う
・クリスが抗議中の岡部を連れ去り話をする
・クリスが博士に論文をみせる
・博士がクリスを殺そうとする
・男の悲鳴を岡部が聞く
・死んだと思われる血まみれのクリスを岡部が発見する
・博士がロシアに論文をもち逃げる
こんな感じです
今回避けたい結果は
1.博士がロシアに論文を持ち込んでしまう
2.クリスが死ぬ
この２つです
1つ目の結果は
・ウーパが金属
という結果を帰ればOKです
だから岡部は先にガチャガチャを回しレアのウーパをだしてしまったのです

2つ目の結果は
・博士がクリスを殺そうとする
・男の悲鳴を岡部が聞く
・死んだと思われる血まみれのクリスを岡部が発見する
この三つの事実を起こしてしまえばOKです
だから岡部はこの事実を達成した上でクリスを殺さずに死ぬ結果を回避したのです
以上が私の考えです
とてつもない長文で失礼しました{/netabare}

9話と23話の二つのedへの入りかたは伝説になるレベルに素晴らしいです　
{netabare}9話のもう戻らない秋葉は扇風機edとも言われていてお手本のような絶望的なおわりかたがよいです
23話の世界を騙し世界を変えろはそれまで絶望的な展開が続いたところから一気にハッピーエンドへと向かっていくのではという煽り方ははやく最終回をみたいととても物語に引き込まれました
私は23話が好きすぎてもう何十回もみています
最後になりますが私がこのアニメをみておもったことがあります
製作者頭良すぎ…{/netabare}