雀犬 さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

空想科学のリミットブレイク

厨二くさいレビュータイトルにしてやったぞ。フゥーハハハハハ！

はい、先ほど見終わりました。
バタフライ・エフェクトに似ているという話も事前に聞いていましたが
オマージュと思われる演出もありましたね。
気に入った所を簡単に３つ挙げておきます。

１つ目、オープニング。
曲もアニメーションもかっこいいですね。

２つ目、シナリオ構成。
シュタゲのシナリオはスタックと同じ構造になっているのが面白いと思いました。
プログラミングをする人なら言いたい事を分かってくれるはず。
このアニメをジグソーパズルに例えるのは個人的にちょっと違うかなぁという感じです。

３つ目、キャラ。
一番感心したのはキャラ描写、特に主人公のオカリンですね。
彼は厨二病患者でしゃべり方がウザく、非常に取っつきにくいキャラです。
実はシュタゲは一度観ようとしたのですが
彼のウザさに耐えきれなくて１話で挫折したことがあります。
が、今回完走して思った。彼はウザいからこそイイのだと。
物語が進むうちに彼が本当は仲間想いで、人間的魅力に溢れるキャラだと気づきます。
視聴者やプレイヤーが次第に彼に惹かれていくのって
某ラボメンと同じ気持ちになっているってことなんだよな。
終盤の展開に没頭させるのはシナリオ以上にキャラの力が大きいように思いました。
オカリンに恋する作品だと言っても過言ではない。

感想は以上ですが・・・最後にあにこれに文句を言っておきます。

「おい、あにこれ運営！貴様に言っておきたいことがある。
　シュタゲは公式がネタバレを禁じているゲームなのだ！
　それなのにトップページで終盤のネタバレを堂々としているではないか～
　おのれ、煉獄の炎に焼かれるがいい！！」
「逝ってよしだお」