pister さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
狂人の真似とて大路を走らば
3話までの感想{netabare}
確か新タイラーは4・5話で心が折れました、今度はどうかなーと思い挑戦。
まぁ劇メーション以下、ヒデーなぁと思いつつダラーっと流し見してたんだけど、3話はもはや耳を疑うレベルでした。
高校からのライバル同士で、戦績は99勝99敗で「100勝を賭けた記念すべき戦い」とのたまいます。
…。
いや待てって。
お互い同時に勝利ポイントの付く試合があったでもなければ、どっちかが先に99勝(100勝へのリーチ)になったってのは確かなハズで。
つまりは先に99勝を取ってた側=あと1勝で100勝になる側はその段階で最低でも1回は負けてる。
そうでなければ遅れてた方が99勝を取れない、なので最低でも「100勝を賭けた記念すべき戦い」は2回目のハズ。
ついでに言えば追い上げてた方は最低でも1回は相手の100勝を阻止している。
で、恐ろしいのはそういったことを匂わす台詞(「今度こそ勝たせてもらう」でも「連勝させてもらう」でも)が一切無い、考えてないとしか思えない。
1回目の勝負からってことではなく、たった1回前の戦績を想像するだけで思い付くことだぞ!?
ってか想像って書いたけど、実際はこんなの考えるまでもなく反射的に思い付かない?
少なくとも「○本(ポイントでもいい)先取した方が勝ち」って勝負をしたことがある人なら意識しなくても勝手に浮かんでくるのでは?
つまりは、だ、いくら動かないアニメだとしても、ここまで考えてない作りってあるのか?という驚き。
ワザと考えてなさそうなフリをしてもこんなナチュラルに「今思いつきました」感を演出できるものなのだろうか?
こんな内容…うん、“こんな内容”な作品であっても作るには手間かかると思うんだ、撮影したり録音したり演技指導したり時間合わせしたり。
それでこんなお粗末なのは…ワザとだと思いたいんだが、なんか怖くなってきた。{/netabare}