黒幕　１８ さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

翼は夢　そして空へ

俺が初めて見たアニメ
今まで書かずにいたのは俺のレビューで悪印象を持ってしまったらどうしようと思っていたから

実に面白い
各キャラクターの葛藤や想いや情熱
すべてが丁寧に描かれている

ソラのレイラへの憧れ、自分の夢である争いのないステージへの執着と実現への長く険しい道

レイラの舞台への情熱と元スターとして責任と託した想い
ミアのスターへのこだわりとライバルのソラとの成長

主要のキャラ以外も
ユーリは兄のアーロンの
レオンは妹のソフィーの
想いを理解して改心

アンナはクラウンへ
ミアは脚本・演出へ
別々の道だけれどしっかりと成長していく

と、上記の内容をしっかりと綺麗で丁寧にまとめている

またフールを絡めた演出も見どころの一つだと思う
レイラがフールを見えなくなるシーンなんて「終わったんだなぁ」としみじみ

ロゼッタがフールを見えるようになった時は次期スターとして成長していくんだろーなぁなんて思ってみたり
何よりソラとロゼッタの「幻の大技」が見たい！！

あとはキャラが良い
個性派揃いでしっかりとキャラが生きてる
主人公じゃなくても感情移入がしやすくてのめり込んじゃう
アンナの親父の話なんて特にね

前期は
レイラの背中を追っかけるソラ
ユーリの思惑でカレイドステージ退団
野外活動
幻の大技の激しい練習
レイラのソラと幻の大技への特別な気持ち
クライマックス
ソラが「真のカレイドスター」になる決意
後期は
ソラとミアのスター勝負
祭典を棄権して自分の道を見失う
１度は舞台を離れてしまう
自分の気持ちを理解
クライマックス

前期の方が綺麗だった印象
後期は葛藤が多かったせいか少し暗い(良い意味で)

前期は仮面の下の すごい 覚悟
後期はポリスの すごい プロポーズ
この二つがすごい
前期はレイラの覚悟が見れて
後期はソラがまた歩き始める
この二つのエピソードは最終回に匹敵する感動

後期のソラが迷走するあたりが中弛みしていると意見があるが「溜め」だと思う
だってラストまでの展開は溜めの期間がないと感動できないと断言できるからだ

スタッフも豪華で
監督の佐藤順一・シリーズ構成の吉田玲子・キャラデザ、作画監督の渡辺はじめと追崎史敏
と調べてみるとかなりすごい人たち

声優も違和感なしで演技派揃い

OP・EDは最初のOPを悪く言う人もいますが一番雰囲気が本編とマッチしていた気がする
後は米倉千尋と奥井雅美なんで安定してクオリティーが高い
EDも「僕はここにいる」がヤバい　マジで

内容がまとまってないけどカレイドスターの良さが少しでも伝わればと思います

カレイドスターの名言
「いたの？、ケン」
俺も忘れてましたｗｗ
でもいい子なんです