esso-neo さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
こんなもん見るぐらいならやれ
ペルソナシリーズの魅力っていうのはなんなのか
改めてそんな七面倒な話にもどらにゃあならん。このゲームはRPGでありながら知らない場所や前人未到の地を目指すものではない。その斬新さは徹底的な日本にある日常を主人公としてプレイヤーが過ごす事にある。ゲーム全編を通して1日1日を過ごし、結果このペルソナ5はプレイングで4月から最長12月までを過ごすことになる。さらに物語は数ヶ月進み、1年は使うことになる。
これをプレイしないとならない。ゲーム中、無駄な選択肢も多く紛れ込んでロールプレイをせざるを得ない、パワフル極まりないRPGなのだ。主人公は主張はほぼせず、選択肢から垣間見るぐらいしかない。プレイヤーの抱いた感情こそが主人公それになるのだ。
が、今回これはアニメーション。プレイヤーは不在では主人公は人として成り立つのかは作り方による。
いかんせん気に食わない。尺が足りないのはしょうがないが戦闘シーンを無理やりゲームに寄せてテンポの悪い茶番を見せられる。いや、尺が足りないという条件下で発生した犠牲みたいなもんだろう。日常はどうだ?ーーーー主人公がプレイヤーを置き去りにして勝手に動くだけである。イベントシーンをずっと見るだけのクソゲーに近い。なにが悪いのか。
やはり杏と鈴井がこの物語の引き金なんだから、ここにスタートの外しちゃいけないポイントがあると思う。えらいことしてくれる大人に反逆するのは、鈴井の飛び降りからではないかと個人的に思う。危機的状況に立たされ、その後あんな光景を見せられた時に湧き上がるもの。ゲームでは杏とお茶してるところだったが、今回アニメだし、中庭で主人公が鈴井の光景を見ている背中でも書けば俺はもうちょっと続きをみようという気にはなった。そもそも絵の作りがゲームの方が良くって今回のアニメほんと見ようって気がしない。ちゅらい。