前田定満 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
観ていて辛い。
高畑勲監督による1988年に公開された映画です。
となりのトトロと同日公開で、二本立てで公開されたそうです。
強烈に悲しいお話です。
物語は主人公の清太が妹の節子遺骨の入ったドロップの缶を抱えて、
駅で息耐えるところからお話は始まります。
その後幽霊となった清太と節子が
空襲で母親を失い、その後おばさんと対立して、
川沿いの防空壕で過ごした日々を振り返ります。
見終わった後、しばらくは言葉が出ません。
戦争の悲惨さ、命の大切さを改めて痛感します。
節子が死んだシーンは涙が止まらなかった。
高畑さんは戦闘機が飛んでくる方角も史実に基づいて描いたそうです。
キャラクターの動きや表情もホントに細かく描がかれています。
後世にも絶対に観せたい名作です。