たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
硬派なリアルロボットアニメ
制作会社がGONZOや京都アニメーションからジーベックに変わったのは「宇宙戦艦ヤマト2199」が当たっているからだろう。なので、メカニックなディティールはかなり良い方だと思われる。アームスレイヴだけでなく、現実的な兵器や自動車の描写はしっかりとしているし、登場人物の造形のクオリティも安定している。
7話まで視聴。声優陣が洋画のベテラン勢を引き入れているのは作風からも読取れるように、洋画のスパイアクションもののオマージュで作っているからである。
そういった意味ではルパン三世に近い。
CGのアームスレイヴもよく動くし手馴れている感じで違和感がなくなってきているのは良いと思われるのと、作者が洋画マニアだからかもしれないが、演出も含めてハリウッド的な娯楽を求める人にとっては見ごたえのあって良いリアルロボットアニメに仕上がっている。
目新しさはないものの「ボトムズ」並みの硬派で堅実な作風は気に入られるだろう。
12話まで視聴。とにかく惜しいロボットアニメだと思う。こういったアニメがヒットしないと正直ロボットアニメの先は暗い。アダルトゲーム原作か、漫画原作かソシャゲ原作ばかりになるんですけど。。それでいいのでしょうか?まあ。。。需要と供給があるので、世間がそれを求めていたら仕方ないですけどね。