退会済のユーザー さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
二言三言・・・ (キレイ事が嫌いな)「ゲスリスト」や「クズマニア」から早くも注目株。
宣伝PVを見た時点でイヤな予感しかしません。PV見た限りでは「踏切時間」かな?と勘違いしそうでした。
イジメ被害者・朝霧 彩(中学2年)。
学校では・・・
(定番の)女子3人組から理不尽なイジメを受ける毎日。周りの生徒や担任教師も見て見ぬフリと(面倒事に関わり合いたくないようで)かなり無慈悲。(しかし加害者グループってなんでいつも『3人』なんだろう?)
家庭では・・・
「外面」のいい兄・要(高校2年)。学業優秀で父の期待も大きいが、内面は周りを見下す『超』高慢なゲス野郎。ストレス解消と称し、両親の目の届かない所で彩を暴行しまくるロクデナシ。
抗う事もせず、いつも怯え、死ぬことばかり考えて『生地獄』のような日々に耐える彩。或る日、ひとりでに起ち上がったノートPC(定番事象)に表示された「魔法少女サイト」から「魔法のステッキ(という名のアイテム。なので「棒」とは限らない)」を受け取る。 それは正にゲス…じゃなくてデス・ゲームの始まりだった・・・
「魔法少女育成計画(2016年)」以来の『アンチ魔法少女』モノ。
尋常ならざる「力」を手に入れたら「みんな(人々)の幸せの為に使おう!」という夢想的な事より、過保護に育てすぎたために傲慢になってしまった最近の若者は「気に入らねぇ奴ァ、みんなブっ殺してやんよぉ!ヒャッハー!!ザマア~~ザ・マ・ア!!!」というほうが実際現実的なのかもしれません・・・(悲しいケド)
優しいけれど、無抵抗で軟弱で頭悪くて、持ってしまった力の責任を拒否しまくる彩にイライラさせられまくりますが(そう思わせるのが狙いなのでしょう)他のゲスい魔法少女やサイト管理人の思惑に心身削られまくりながら見ていくつもりです。(ああ、辛い視聴になりそうだ)
2018.06.27【つ、辛かった・・・】
寿命が何年か縮まりそうでした。特に要が登場する度に心が、心がぁぁぁ・・・(笑){netabare} マァ、最後は見事「カマ」を掘られましたが(笑) {/netabare}
自身の不幸を払うため『魔法少女』になったのに、{netabare}逆に不幸をドンドン増長させてしまうという「管理人」側の思惑通りの展開と、それに気づき抗う少女達。対立しあってた少女達も一致団結し世界を変革(壊す?)『テンペスト』を防ごうとするのだが・・・って、なんか風呂敷がスゴイ広がりように、ちょっとア然。(笑){/netabare}
作画力が回を重ねるごとにグレードダウンしていくのがとても残念でした。
原作は未読ですが、2部・3部とあるようなので、いつかは続きが出来るのだろうか?